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まるくなくたって

作者: ねむ

雪だるま作るようにころころと転がして

例え泥が付いてたって

赤が混ざってたって知ったこっちゃない

僕はそうして生きてきたんだ

溶けてしまう事だって知っている

お手本のような綺麗な丸にならない事だって知っている

でもしょうがないじゃないか

もうこんなに大きくなってしまったんだ

形を整えれるような

もうそんなことできない

僕はただ転がすしかない


人の吐いた言葉

吐かれた言葉

手の動かし方

足の運び方

そんなものの上を転がして行って

笑い方

泣き方

そんなものもどこかにあって

いつかいたあの暖かさも

きっと

どこかにある


崩れぬように

例えお手本のような綺麗な形じゃなくたって構わない

要らないものを避けれるような器用さはない

ただただ今日も転がして行くだけ

その中に少しでも

これが溶けてしまわないくらいの

温かいものがあればなんて

願ったり

少しでも

泥や赤を含まぬように

今日も

転がして行くだけ

読んでくださりありがとうございます

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