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通貨の型をつくってみる。

 どうもフェフオウフコポォです。

 連載エッセイになってしまったので書きだしをどうした物か小一時間悩みました。が、結局普通に書く事にしました。


 前回、異世界通貨を作ろうとして失敗しましたが、感想で色々とアドバイスを頂き、もう一回やってみることにしたのです。

 なにやら叩くよりも型に流し込む方が良いらしいので、型を作る『ロストワックス』でチャレンジ!


 まぁ……蜜蝋を革関連の『つくってみた』でも多用している蜜蝋が使えれば他の材料が少なくてすむと安易に考えただけだったりもするのですが(汗)


 さて、この『ロストワックス』製法。

 簡単に説明すれば、蝋で原型を作り石膏で型を取ってから原型の蝋を溶かして型のできあがり。というような感じ。


 ということは蜜蝋を細かく彫刻刀で彫ったりして原型を作らなきゃいけないのですが……デザイン力が問われそうなので原型を作るのはそうそうに諦めました。


 丁度良さそうな型を考え、ネットを漁ります。


挿絵(By みてみん)


 よさげな型を見つけたので、早速、買って蜜蝋を流し込みます。


挿絵(By みてみん)


 石膏を用意して原型をそこにぶち込みます。

 とりあえず片面だけのチャレンジです。


 石膏初めて使いましたが、面白いですね。

 ただ最初適当に目分量でやってしまい、半分無駄にしましたです。

 『計量』大事。


挿絵(By みてみん)


 石膏が固まるまで放置すると、蜜蝋で作った原型は引っ張っても取れないくらいにカッチカチにくっついてしまいました。

 『蜜蝋の原型に油とか塗って置いたらとれたのかな?』とも思ったのですが、元々滑る蝋で取れないくらいだからきっと取れなかっただろうなと思います。


挿絵(By みてみん)


 なので蜜蝋の原型を取り出して再利用する事は諦め、トーチで炙って蜜蝋を溶かしました。


 ……石膏って焦げるのね。

 さっ! 型ができたら後は銀を溶かして型に流し込むのみ!


挿絵(By みてみん)


 ちゃんと改めて用意した、純銀200g


挿絵(By みてみん)


 ちょこ皿でやると皿の欠片のような物がついてしまったりして微妙に汚くなる事が分かったので、カーボンの溶解皿を使用します。


 ――結果。



挿絵(By みてみん)



 できませんでしたー。



 ああああああ! ごめんなさいー!


 めっちゃ怖いの!

 トーチの火力強くして炙ってると溶けた銀がトーチの火の勢いで飛びそうになるの!

 離せば固まるし あばばばばばば! って気分になるのよぉおおお! んもぉぉおおっ!


 溶けたら溶けたで結構怖いのね。金属って。ほんと。


 尚、こちら、直系3.5センチくらいで一番厚い部分で8ミリくらいの大きさなのですが


挿絵(By みてみん)


 これでも41グラムあり意外と重いです。銀。 

 テトラドラクマ銀貨への道はまだまだ遠い。

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