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姿
声がどんどん近くなる。川のそばで歌っているようだ。
こんなに歌い続けて疲れないかと思い始めた。大きな声で歌うと疲れてしまうのに。
視界が開ける。川岸についた。
岩に女の人が座っていた。歌っているのはこの人だ。みたことがないほどきれいな人だった。でも、スカートの裾から見えるのは足先ではなくて魚のような尾ひれだった。体の線はしっかり見えた。胴体から繋がっている。
小枝を踏んでしまった。響く音がする。
女の人に気づかれたようだ。
「すみません」
声がどんどん近くなる。川のそばで歌っているようだ。
こんなに歌い続けて疲れないかと思い始めた。大きな声で歌うと疲れてしまうのに。
視界が開ける。川岸についた。
岩に女の人が座っていた。歌っているのはこの人だ。みたことがないほどきれいな人だった。でも、スカートの裾から見えるのは足先ではなくて魚のような尾ひれだった。体の線はしっかり見えた。胴体から繋がっている。
小枝を踏んでしまった。響く音がする。
女の人に気づかれたようだ。
「すみません」