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糸の宝石  作者: 亜桃翠鸞
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後世

事実、領主はそれから狩をやめた。

おかげで村人は生活を乱されなくてすむようになった。羹に懲りて鱠を吹いたようだ。

干渉されなくて生活は楽になった。領主は助けを求めれば見返りを要求する。


セイレーンはそれからも稀に人間の前に現れたという。その歌声は聴いたものを魅了した。


村の女たちによって、レースは模倣されやがて産業となった。

やがては完全な模倣品を作るものも出るようになる。

レースは村の娘たちの結婚式に使われ続けた。

村は豊かになった。

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