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異世界でクロスボウ無双する話(仮)  作者: えんえん
序章
5/43

大金ゲットだぜ!

ポルコめぇ…


まずはマップにグリーン迷宮とやらが表示されているか再度縮尺をいじって確認。

だいぶ北側にマーカーらしきものが点滅している。これかな?

マーカーをタップするとグリーン迷宮とだけ表示された。



とりあえず、場所はよし。



あとは、この話をアトス達に話して信じてくれるのか。

あ、でもステータス管理を使えば信じてくれるのかな?

今は使えないけどさ…



翌朝、思いきってみんなに相談する。

昨日の出来事、自分が別世界から転生してきたことなど全てを話す。


「にわかには、信じられん話だべな。」

「ステータス管理でしたっけ?見てみたいなぁ」


ミドーリンに至っては

「早くレベルとやらを上げましょう!」

すでにクロスボウを片手にやる気満々だ。



ミドーリンに引っ張られるように狩りを始める。



夕方まで村周辺で狩りした結果。

シカ1匹銅貨25枚前後で買取、タヌキ1匹10枚前後で買取、ウサギはあまり儲からないので無し。

シカ22匹、大量発生しているタヌキはなんと252匹にもなった。

台車で何度も村を往復。宿屋の倉庫には大量のシカとタヌキが山済みになっている。


「親父、肉の買取いいかな?」

「倉庫か?ちょい待っとれ。もう少しで煮込みが終わる」


宿屋の親父が倉庫にくると、さすがに獲物の量に驚く。

「これは……今日1日でか?」

「ああ、朝から4人だべな」

「………どういうことだ?こんな量ベテランの狩人でも無理だぞ。」

「さすがはクロスボウね。」

ミドーリンはクロスボウをウットリしながら頰ずりしているw


ヘカトンはクロスボウの掃除をしながら

「これなら洞窟もいけそうだ」

なんて言ってる。



宿屋の親父から銅貨3000枚を提案されたので多少相場より安いが了承。

あと、あまりに大量の肉なのでしばらくは買取出来ないと言われた。


ま、そりゃ100名程度の村じゃ需要過多だよなぁ。



宿屋のテーブルで夕食が出るまでに銅貨と銀貨を山分けする。

「すごいお金ね……見たことないわ」

「何か買おうかな」

「鉄製の盾が欲しいべなぁ」

「はいはい、銀貨7枚と銅貨50枚ね」


3人は銀貨を珍しそうに手に取って見てる。


「どうしたんだ?珍しそうに」


「うちら3人は同じ村出身だべな。ここから南にあるサップ村だべ。銀貨なんか滅多に使わんべ。」

「そうねぇ、私もお母さんに子供の頃1度見せてもらっただけよ」

「銅貨しか使わないし、村では銅貨より物々交換がほとんどですしね。」


それより少し気になったことがあったのでみんなに聞いてみる。


「なんで村を出たんだ?」


「長男は畑と家をもらえるが、それ以外はどこかで商売するか冒険者みたいになるしかないべな」

「そうねぇ、私もヘカトンも同じようなものね」


「なるほど大変なんだな」


と話してると親父が食事を持ってくる。


食べ終わり、今後のことを聞くと3人とも東の森の洞窟探検に行きたいとのこと。

どうやら自分のいない間にすでに話してたみたいだ。

「ヒロさえよければいかないべか?」

ヘカトンも

「一緒にいこうぜ、相棒」

ミドーリンはニコニコして頷いてる。


レベル1ですが大丈夫かね?


笑顔で

「もちろんだ、俺たちの冒険はこれからだ!」


とアニメの最終回のようなセリフを言ったが


次回へ続く


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