Sixteenエピソード
ふむ、久しぶりだな。
と言っても、君たちから見れば2日ぶりだろうな。
だが私にとってみれば2週間ぶりだ。
今の私の楽しみは、こうして君たちに自分の心情を吐露するのが私の楽しみだ。
……………………おいおい、引かないでくれよ。
まぁ、構わないさ。
私も分かっているつもりさ。
だが、君たちには私と同じようにはなって欲しくないのだよ。新しい時代を作るのは我々みたいな老人ではない。君たちの様な若者が作っていくものだ。ふむ、某太尉みたいな言い方だな。
しかし、その通りなのだよ。
私から見れば、君たちはまだまだ、これから社会に役立つ事だろう。
今の私は、ただの山竝證だ。それ以上でもそれ以下でもない。また、某太尉みたいな言い方だな。
それと、今の私の夢は、社会貢献したいと思っているのだよ。
恐らくだが、難しい事だろう。それでも、私は、社会に役立つ事をしてみたいものだ。ふ、私らしくもないな。
いつもなら、皮肉の一つや二つ言ってるのにな。どうやら、私も、ここでの生活が気に入ってしまってるようだ。
ふむ、ここまで書いて、今さらだがこれは何に使われるんだろうか。私の所に再び前と同じようにやって来ては、今の自分について書いてくれと言われたのだが、このような事でいいのだろうか。
だが、私にとってみれば、素晴らしい物だ。何か書いていく内に自分の心情を吐露するのは、良いものだ。
おや?そろそろ就寝時間の様だ。
ふむ、君たちは、私の様に道を踏み外さないでくれよ。
では、さらば。
※後日、この原稿を山森健一さんに見せたところ、彼はこう言ってました。『全く、相変わらず変わらない人だ。社会貢献したいか。彼さえ良ければ、山森財閥が面倒見ても構わないかな。』と言っていました。




