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Fifteenエピソード
私が、何かを語るのは初めてだな。
思えば、今から、四年前の事か。
懐かしいものだ。あの日の事は今でも忘れてはいない。
そうあの日、私の野望は彼らによって打ち砕かれた。
既に私には、あの頃の様な野望は抱いていない。
寧ろ、今度は、この社会に約立つことをしてみたい。
ふ、今さら私は何を言ってるんだ。
私の罪は簡単に償えないのにな。
さて、私の元にやって来た者は一体何者何だろうか?
何でも私に今の自分について書いてくれと言われたのだが、本当にこれは何に使われるんだろうか。
しかしだな、私の今の事を書けと言われても、正直言って、何も書くことがない。書くことと言えば、ここにいて思うのは、三食出される飯が楽しみな事ぐらいか。
ふむ、しかし書いてみると面白いものだな。
まるで、誰かに読んでもらうために書いてるみたいだな。
ああ、そうだ、まだ私の事を紹介していなかったな。
山竝證だ。
…………………ふむ、恐らくだが皆が考えている事は分かる。
何故、あの日の事件の黒幕がこんな事をしているのかだろうな。私にも正直言って、分からない。
おや?そろそろ就寝時間の様だ。
私は寝かせてもらう。
では。




