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14:行き先と先行き

 

 日々は慌ただしく過ぎ去り、今年もまた野外実習の季節がやってきた。


 ある日の放課後、アーシャ達四人は実習についての相談をするために技工学部のいつもの喫茶店に集まっていた。それぞれ好みの飲み物などを注文し、それを飲みながらの席は相談というには少々緩い雰囲気が流れる。


「で、どこに行くかだが何か希望はあるか?」

「そうねぇ、やっぱり私は外がいいわ。普段なかなかいけないようなとことか行ってみたいじゃない。他の大陸に行ける課題とかってなかった?」

「……あんまり人の多くないとこかな」

「俺は別にどこでもいいなぁ」


 三者三様の具体性に欠ける返答を受け、ディーンは思わずため息を吐いた。

 目の前のテーブルには四年向けの今期の課題一覧表が置いてあるのだから、少しはそれを見てから返事をして欲しいと切に思うが仕方ない。ディーンはとりあえず三人に見えやすいように置きなおした紙をコンコンと叩いて、注意を引いた。


「答える前にちゃんと表くらい見てくれ。それと、今期は皆去年より授業が詰まっている。実習で空いた授業の補修や課題を考えるとあまり遠くではない方がいいかもしれないな。あと他大陸まで行く実習は私達の学部向けにはないはずだ」

 その言葉にディーン以外の三人が頭を突き合わせて表を覗き込んだ。


「ないの? 残念……あら、でも去年より大分種類が増えたのね。去年は採集とか技術研修とか他の学校との合同訓練に参加、とかそういうのが多かったのに」

「へぇ、狩りとか護衛とかが出てくるんだね。狩りは我慢するけど護衛はやだな。面倒くさそう」

「うーん、俺はどっちも別に嫌とかないけど……他のチームと合同のはちょっとなぁ。何か問題が起こっても困るし」

「確かに、面倒事になるような事は避けたいところだな」

 シャルが呟いた通り、四年生になったことで野外実習の課題は随分と増えていた。幾つかのチームと共同で取り組む必要のある難しいものも多くなっている。

 目を引くのはやはり大型の獣の狩りや、一定期間の護衛などの三年時にはなかった課題だろう。

 とは言っても護衛にも種類があり、本当の仕事としての課題という訳ではない。学校側が用意した馬車に護衛対象を乗せてアウレスーラを出て何日かかかる距離にある街まで行き、そこから往復して帰ってくるまでの護衛をするという模擬的なものや、別の課題で野外に出掛ける戦闘力の無い生徒を一人か二人チームに加え、彼らを守ってその課題を達成するまで手伝ってやる、というものになる。

 前者はいくつかのチームを交えた大きめの合同課題で、後者はその逆で大抵少人数だ。


「アーシャは護衛は嫌なのね。まぁ私も寝ずの番とか面倒くさいし嫌かな。あと複数チームでの合同課題っていうのも気が進まないわ。他のチームと一緒だと、まとめて燃やしにくいじゃない」

「いや、燃やすなよそこは」

「この系統の課題は襲ってくる側も学園の生徒達らしいから燃やすと面白い事になるだろうな」

「面白くねぇっつの!」


 アーシャやシャルは面倒くさいと一蹴したが、実はこの合同の護衛課題は意外に生徒達に人気がある。襲う方も襲われる方も生徒達の混成チームであり、どうやってお互いを出し抜くか、負けないようにするか、あるいは首尾よく襲って目的を果たすか、それぞれに知恵を使った遊びのような面白さがあるのだ。

 出発日と目的地、護衛対象の人数、目的地での滞在日数などが監督役の教師によって決められ、それが双方に通知される。それを基にして護衛チームは具体的な旅程を組み、襲う側はそれを予測しどこで襲撃するかを決める。

 護衛側が守りきるか逃げおおせるか、あるいは襲撃側が護衛対象の生徒から襲撃成功の証を貰うか。

 勝ち負けは単純だが様々な要素が絡み合って毎年かなり盛り上がる。

 しかし集団行動にいまいち馴染まないアーシャ達四人にとっては、それらは特に魅力的には見えなかった。


「シャル、規模の大きな攻撃魔法は禁止って書いてあるよ。あと味方とか護衛対象とか馬車なんかへの最終的な被害も査定対象だって」

「あら、じゃあやっぱりだめね。他のにしましょ」

「異議なし!」

「まぁそれがいいだろうな」

 とりあえずチームの中での最大火力を持つ本人の意見によって護衛などの課題はあっさりと除外された。

 そうなると他に学園の外に出てチームを組んで行う課題は、狩りや採集、調査などの項目が中心になる。


「魔獣の狩りなんかは割と面白そうだけど、四年じゃまだあんまり強いのは対象外なのよね」

「確かに対象となるのは学園の結界の外ではあるが割と近場で狩ることのできる獣ばかりだな」

「じゃあ遠出は無理かぁ。風の森は今年も入ってるけど、同じとこに行っても評価は期待できなさそうだしな」

「強いのを狩るとなるとどうしても合同実習になっちゃうし……そうなるとアーシャなんかはやりにくいもんね」

 あまり人の注目を浴びることを避けたい彼らとしては、できれば四人だけで行動するのが望ましい。しかしそうなるとどうしても課題はさほど難しくないものが中心になってしまう。

 四人で行く課題ならどこもそれなりに楽しいだろうが、できれば少し遠出をしたいという希望もある。どうせ行くなら行ったことのない面白いところが良いというのは誰にもある気持ちなので、なかなか難しいところだった。


「あーあ、どこか面白いとこはないのかしら。見つかったばっかりの未知の遺跡の調査とかさ」

「そんなものが発見されれば教授達が我先にと授業を放り出して駆けつけているだろう」

「お、そしたらきっと休講だな」

「それはそれで…面倒そうね」

 そうなったらなったで代わりに出される課題が大変そうだ、と想像したところで、シャルはアーシャがしばし黙ったままなのに気が付いた。隣を見ると少女は一番下になっていた紙の一枚を手に取り、じっと見つめていた。


「アーシャ、どうしたの? 何か面白い課題でもあった?」

「ん……これ、どうかな」

 アーシャの言葉と共に示された項目を全員が覗き込む。

「……フィリネス北地方の開拓拠点周辺での調査実習?」

「開拓拠点の村で、周辺の未開地域の情報と実態のすり合わせ調査……なんか地味そうだな」

「これも合同調査だが……調査はチーム単位で行う、一チームの人数は四人以上、か。一応条件は満たしているな」

「でもフィリネスの北の開拓村は各国の合同開拓地だから、かなり広くて色んな人がいるって話だったわよね。大丈夫かしら。人が多いと面倒じゃない?」

 シャルのあげた問いにアーシャは少し考えた後、多分大丈夫だ、と答えた。


「協力してる各国がそれぞれ少しずつ離れた場所を専用の敷地として確保してそこを拠点に活動してるから、普段はお互いにあんまり関わりがないらしいよ。アウレスーラも専門の調査研究員を沢山出してるから、学園の人用の敷地を確保してるって技工学部の授業で聞いたよ。毎年技工学部の生徒もそこに実習に行くんだって」

「技工学部の人は何しにいくの?」

「んーと……何でも、かな。井戸掘ったり宿舎作ったり、測量したり、植生や動物の分布調査とかしたり……あと大人数向けの料理を作る実習しに行く人たちもいるって。医療学部の人達も良く行くらしいし」

 指を折りつつあげられた実習例に、アーシャ以外の三人はなるほどと深く頷いた。

 周辺を調査して開拓し村一つを作る、というのは技工学部生にとってはさぞやりがいのある実習だろう。

 医療学部の生徒達にとっても、開拓地なら怪我人や病人も出るだろうし、物資や道具の少ないところでの医療活動はいい経験になる。周辺で手に入る薬草などの調査も重要だろう。


「そうなると、我々がやるのはその技工学部や医療学部の生徒と絡んだ実態調査、というところなのかもしれないな。詳しい事は学生課に行って聞いた方が良さそうだが……悪くない。今のところ私はこれで構わない。他に面白そうなものは見当たらないし、調査系なら合同とはいえ恐らく参加者は少ないだろう」

「そうね、私もいいわよ。フィリネスって行ったことないし、遠出するにはぴったりだわ。開拓地は不便だろうけど、去年に比べたら村があるだけ良いしね」

「俺もいいかな……未踏地域の開拓ってどんなことしてんのか興味あるし。調査の報告書は面倒くさそうだけど、ディーンがいるから心配はないし」

 調査系の実習は終わった後に詳細な報告書を提出し、その出来によって成績が決められる。当然その報告書に求められる精度は他の実習とは比べ物にならない。

 彼らにとってはそういった事の記録やまとめ作業が極めて得意なディーンがいるので心配はないが、やはりそれらを苦手とする生徒は多い。つまり調査課題は野外実習の課題の中でもかなり不人気な部類に入るのだ。となれば四人にとっては逆に都合がいい。


「皆が良いなら、私も。じゃあとりあえずこれで決まり?」

「ああ。あとで学生課に行ってみよう。誰か詳しそうな先輩を当たってもいいしな」

「合同ってことは、出発日なんかも学園が指定するかもしれないから早めに準備しておかないとね。フィリネスってやっぱり暑いのかしら」

「あんまり暑いと不機嫌になる奴がいるから、ほどほどだといいよな……」

「森の中なら闇の精霊も多いから、大丈夫だと思うよ」

 そう告げるアーシャは希望通りにフィリネスに行くことが出来そうなのが嬉しいのか、にこにことしてすこぶる機嫌が良さそうだった。

 そんな彼女の様子を見てシャルは不思議そうに問いかけた。


「アーシャ、嬉しそうね。アーシャはあの課題を選んだってことは未踏地域とか開拓村に前から興味あったの?」

「ううん、別に」

 シャルの問いにアーシャはふるふると首を振った。

 なら何故これを選んだのかと少女以外の全員の頭に疑問符が浮かぶ。不思議そうな顔をした仲間達に、少女はにっこりと笑って言う。

「フィリネスって、魚美味しいんだよね?」

 アーシャが見せた満面の笑みに異議を唱える事の出来る者は残念ながらいなかった。

 どうやら彼らの行き帰りの旅程のどちらかに、「港町に立ち寄る」という予定が組み込まれる事はもはや決定事項のようだった。






 ********



 足を引き、左を前にして腕を出し、半身になる。

 精神を集中させ、体の隅々までを意識する。

 小さな鍛錬室でジェイは一人静かに構えていた。目の前には誰の姿もない。

 誰もいない空間に向かって、ジェイは前に踏み込み鋭い突きを放った。ヒュッと拳が風を切る音が静かな部屋に響く。

 右、左、と数度繰り返してから軸足に力を籠めて体を回し、蹴りを放つ。誰かに当たることはないそれの行方に、ジェイは小さく舌打ちをした。


(いつもより遅い)

 毎日欠かさずしている鍛錬のはずなのに、少しだけいつもと感覚が違う。それに気づいたジェイはもう一度同じ動きを繰り返した。


(……今度は早すぎる)

 今度は意識し過ぎたのか思ったよりも少し早く体が動いた。早い事が悪いという訳ではないが、自分で調整できていないという事は問題がある。踏み込みも回転も蹴り出した足も、全てが次の動作に滑らかに繋がる必要があるのだ。小さな齟齬はやがて大きな差となり、いずれその流れは破綻してしまうかもしれない。速度を早めるならそこには自分の意思がなければいけないのだ。思ったよりも早い、などという事はあってはならない。

 苛立ちが動きに現れそうになり、ジェイは自分を抑えようと少し動きを抑えた。それから今度はまた少しずつ速度を上げる。きちんと意識して、少しずつ。

 そのまま何度か型をさらい、どうにか満足いく動きになったところでジェイは動きを止めた。ゆっくりと息を吐き、呼吸を整える。さほど息は乱れていなかったが、それでもきちんと呼吸をすることには意味がある。

 呼吸も精神も落ち着いたところで、ジェイは不意に立っていた場所から一歩後ろに下がった。


「……やっぱりか」

 さっきまで立っていた床に視線を落としてジェイはため息と共に呟いた。

 石の板を張り合わせてできた床、その床板の一枚にいつの間にか放射状のヒビが入っている。

 何度目かに強く踏み込んだ時にやってしまったのだろう。一瞬足の裏におかしな感触が伝わったような気がしていたら案の定だ。


「力の調節がやっぱり上手く行ってないってことだよな……」

 去年不意に得た力を、ジェイはずっと繰り返してきた鍛錬ですっかり使いこなせるようになったと思っていた。しかしそれがここの所どうも上手く行っていないように感じていたのだ。ディーンとの手合わせや授業の中でも、込めたつもりの力が不意に霧散してしまったり、思いがけず力を入れすぎたりして慌てる事が何度かあった。

 その為にこの間から何度も鍛錬室に足を運んでは一人で訓練を繰り返していたのだが、その小さなずれのようなものを完全に無くすまでにはまだ至っていない。少しずつではあるが、動きの僅かな遅れや思いがけない速さ、踏み込んだ時の力加減にまでこうして現れている。

 つい先日も鍛錬室に置いてある打ち込み用の丸太の柱をうっかり一つへし折ってしまったばかりなのだ。あの時も教師への言い訳が大変だったというのに。

 今回は完全に割れてしまったわけではなく、教師に報告するほどの破損でない事は幸いだった。ヒビくらいなら黙っていれば見逃してもらえるだろうとは思う。

 けれど問題はそれよりも、己の力のままならなさだ。


「どうすっかなぁ……」

 その場にぺたりと座り込んで、ジェイは上を向いてため息を吐いた。

 何が自分を悩ませ不安定にしているのか、ジェイにはよく分かっている。分かっていてもそれを振り払えない自分の弱さも、嫌というほど解っていた。

 最近時折、全部を壊してしまえたらいいのに、と思うことがある。強くなった力で、自分を取り巻く何もかも壊してしまえたらいいのに、と。けれど多少力が強くなった程度でそんなことが出来るはずもない。何よりそんな勇気が自分にはない事もジェイは良く知っている。

 シャルのように乗り越えることも、ディーンのように切り捨てる事も、アーシャのように関わらないでいることもできない。

 ならば、自分にできる事は何だろう、とジェイは考え続けている。

 けれど未だにその答えは出ていない。

 とうの昔に胸の奥に沈めた過去の願いが目の前に現れ、望んだはずの未来は閉ざされようとしている。

 そのどちらを選べばいいのか、自分が本当はどうしたいのか、それすらもわからなくなりそうだった。

 どうしたら自分は答えを見つけ、先に進むことが出来るのだろうか。


 目の前のヒビの入った石の板を見つめ、まるで自分の置かれた境遇のようだなと考えてジェイはくすりと笑った。

 中途半端に少しだけ壊れているから、直すにもそのままにしておくのも迷うのだ。

 いっそ潔く叩き割ってしまったなら、諦めて新しい板をはめることが出来るだろうに。


「……明日から実習だってのに、まずいかなぁ」

 明日の朝、ジェイと仲間達は今年最初の野外実習に出発する予定なのだ。

 行き先は少し前に相談して決めた通りの、フィリネスの北の開拓地だ。

 調査が目的の実習なので基本的に学生に危険なことはあまりさせないが、開拓地周辺は近年魔物が増えてきているという場所だ。まったく危険がないという事はないだろう。

 それを考えてジェイは調整をしていたのだが、どうやら力の不調はまだ直りそうにない。

「足を引っ張るのだけはしたくないし……気を付けるしかないか」

 自分に力を与えてくれている石を置いていくことも考えたが、何かあった時を想定するとやはり持っていた方がいいように思われ、結局それも止める事にした。

 力を手に入れても、それに振り回されていたら意味はないという事はわかっているが、今更手放すのも怖い。


「とりあえずこっちは保留で、行って帰ってきたら……夏までには、もうあんまりないんだよな」

 夏の休暇が来れば、ジェイの家族は必ず帰って来いと言うだろう。それまでにジェイは自分の今後の身の振り方を考えておかなくてはいけないのだ。自分に望みもしないのに与えられた選択肢の全てを蹴るにしても、その後の事をきちんと考えて置かなくてはいけない。そうでなければ誰も納得させることはできないだろう。

 その大切な選択の為にも、ジェイは開拓地に興味があった。

 皆には言わなかったが行先がそこに決まったことはジェイにとっては渡りに船だったのだ。

 かつて兄が語ったことが本当なのかどうかこの目で確かめることができる。少し前にカフィールが一度行ってみるといいと言ったその意味を知ることもできる。

 将来開拓者になるかどうかをまだ決めたわけではないが、ただ見てみたかった。

 この世界のあちこちに隠された、可能性の一つを。未知の世界に挑む人々が住む、その前線基地というものを。


「……早く大人になれたらなぁ」

 今までに何度も思った事をまた思う。

 けれど現実にはいつまで経っても大して変われた気のしない自分がいるだけだ。

 ふぅ、とため息を一つ吐いて、ジェイはゆっくりと立ち上がった。もうそろそろ寮に戻って明日の支度を終わらせなければいけない。そして夕方にはいつも通り皆と食事をして、最後の確認の打ち合わせをする予定なのだ。

 ジェイはぎゅっと自分の頬を両手で引っ張ると、ニコリと笑顔を浮かべた。

 いつも通り、何もない風に過ごそうと心に決めて扉に向かう。


 もう少し。

 もう少し、何もないフリをしていたい。していて欲しい。自分が答えを出す為に。

 変わりたいと思いながら、変わらない日々を望む自分を可笑しく思いながらジェイは扉を開けた。



久しぶりに投稿です。

本調子とはいきませんが、書くという事が大分戻ってきました。

まだいまいちぎこちなくてお恥ずかしいですがとりあえずぼちぼち再開したいなと思います。

目標通り何とか今年中の三部完成を目指してがんばります。

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