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教授とシャンバラの時計  作者: L→R
恋する太陽と月
16/40

恋する太陽と月 6

月齢、日の出時間などは、計算サイトを使わせていただいております。

 食事を済ませ、ソファへ移ると、クリーブスがメイドを連れて大広間へ戻ってきた。

 クリーブスはメイドに片付けを指示すると、ソファへ紅茶とデザートを運んで来た。

「ガトーショコラはお嫌いですか?」

「大好きです。」

 クリーブスの問い掛けにエインが即答すると、クリーブスは「存じております」と苦笑して、ヴィヴィアンを見た。

「…好きです。」

 ガトーショコラは大好物だった。だから、何となくそう答えるのが恥ずかしく、控え目に返事をしたが、クリーブスは見通したようで、満足げに一つ頷くと、エインより大きめにカットしたものをヴィヴィアンの皿に置いた。

 その序でに、エインがテーブルの上に置いた書籍の山をちらりと見、

「ご用がおありでしたら、お呼び下さい。」

 とエインに言った。

「有難う。

 ああ、そうだ。アンの診察が終わったら、教えて下さい。」

「かしこまりました。」

 クリーブスは一礼をして、大広間を後にした。

「さて。」

 片付けのメイドもいなくなったあと、エインはソファの上に胡坐を掻いて座った。

「やろうか。」

 そう言って、尻のポケットからメモを取り出す。

 そして、ソファの近くにあった書類棚からインクと羽ペン、厚手の紙を取り出すとさらさらと書き出してゆく。

「『娘さん』は、月。

 『だんなさま』は太陽…。」

 太陽は月に訊ねる。『ぼくを愛してるってほんと?』

 その問いに、月は首を振る。『感違いなさってますよ』

 だが月は『こちらへどうぞ』と太陽を招き、しかし太陽は『さようなら娘さん』と去ってしまう。

「娘さんがもったいぶって、だんなさまを勘違いさせてしまう。でも本当は、勘違いさせている訳ではなくて、それが本心なんだ。でも素直ではない。

 だから、『まあいいけど』と言って、だんなさまに近くに来るように言うが、だんなさまも素直じゃないから、『さようなら』と去って行ってしまう…。

 という歌なんだけど、歌本来の意味と、伯爵が持たせた意味は違うんだろう。

 思うに、月と太陽の位置を歌っているのだと思う。この歌を解けば、正確な『窓の隙間の光』を導き出せる。」

「月と太陽の位置…?」

「そう。

 太陽も月も、日ごと時間ごとにいる場所が変わる。それも、刻々と。

 月と太陽が、歌の通りの位置関係にある時に、正解の窓から差し込む『窓の隙間の光』が、正解の『愛してる。』を指すんだろう。」

 エインが頬杖を突いた。

「ヴィヴィは、どう思う?」

 問われて、ヴィヴィアンはメモを見つめた。

 時々自身を無感情と思うヴィヴィアンは、詩的な表現は苦手だ。

「月と太陽が、見つめ合う時。満月でしょうか。

 太陽が東から昇った時に、月が西側へ沈む日…。」

 困惑気味に、ヴィヴィアンが呟いた。

「見つめられたら、勘違いするもんなぁ、男は。」

 エインが笑った。ヴィヴィアンは、尚も困惑気味に、首を傾げた。

「でもそれだと、太陽が『さようなら』というのは、おかしいですね…。」

 ヴィヴィアンがそう言うと、エインはにっこりと笑った。

「そう。

 太陽は立ち去らなければならないんだ。」

「では、逆でしょうか…。

 月が東から昇り、太陽が西へ沈む日…。

 西へ消えようとしている太陽に、月が東へ戻るように言っているのでしょうか。でも、太陽は東へ向かう訳に行きませんから、『さようなら』と…。」

 言っていて、妙な気分だ。

「太陽が東へ戻るのは簡単だ。次の朝を待てばいい。

 ちなみに、余談だが、月の出と日没は、いつも同じ感覚で行われている訳ではない。

 日没は日々一分から三分の間隔でずれる程度だが、月の出は日々四〇分から一時間単位でずれる。昨日と今日で、月の位置はまるで違うんだ。そして、月の出がない日もある。厳密に言うと一日が始まった時には既に月は出ていて、その日は月は沈むだけ、という日が存在する。だが、絶対に月の沈まない日はない。

 関係ないだろうけどね。」

「…。」

「まぁ、『さようなら』と言っている以上、日の入り直前の話だと思う。

 だから、月の位置が重要だな。

 そして、月は太陽を招いている。

 男は見つめられるのにも弱いけど…。」

 エインが言葉を切ってヴィヴィアンを見た。

「傍に寄られるのにも弱い。」

「近くにいる、という事ですか。」

「そう。」

 そう言いながら、エインは紙に絵を描き始めた。

 横棒を引き、上に家が建った。さらに家の脇には木が立ち、星が空に散った。その空に、丸を二つ加える。

「娘さんは、素っ気無い。

 ちらりと太陽を向いているように、もったいぶるように、太陽の光を少しだけ反射する…。」

 なんとも言えぬ柔らかな笑みを浮かべながら、エインが片方の丸の内側に円弧を何本も足し始めた。

「太陽が出ている時に、月が出て来て、一日を過ごす。月の廻りの方が早いから、太陽が沈む前に、月が太陽に近づく。もう少しこちらにくれば、隣合える距離。でも、太陽は一足先に、去ってしまう。」

 片方の丸が、細い細い三日月になった。

「新月直前の月、ですか…?」

「多分。月齢で言うと、〇.五から八といったところかな。

 この形の月で、且つ、日没と月没が近しい日を探せばいい、と思う。」

 エインが、ペン先を紙に丁寧に擦ってインクを落とした。

「少し冷えるな…。

 大丈夫かい?」

「はい。」

 問われて、頷いたものの、若干指先が冷えていた。肌寒くはあるが、堪えられない訳ではないので気にしなかったのが正直なところだ。

「この時期のフランスは、朝晩はまだまだ冷え込むんだ。室内で暖炉を焚いていても、暑いと思わないほどにね。

 温かい紅茶を用意してもらおう。」

 そう言って、エインは立ち上がってクリーブスを呼びつけた。

「お呼びですか。」

「紅茶を入れ直してもらえますか。

 あと、ヴィヴィに何かひざ掛けを。」

「承知致しました。すぐご用意いたします。」

 頭を下げてクリーブスが去った後、エインは振り向き様、窓の外を眺めた。ヴィヴィアンも釣られて見ると、ガラスに小さな水滴が付いていた。

「雨か。

 フランスはとにかく雨が多い。天気予報なんて当てにならない。

 急に暑くなったり急に寒くなったり、急に雨が降ったり…。」

 言いながら、エインがヴィヴィアンを見て肩を小さく竦めた。

「ウィンストンさんが、お医者様を迎えに行っていましたね。

 道は大丈夫なのでしょうか?」

「大丈夫だろう。もうそろそろ着くと思うよ。」

 そう言ったタイミングで、クリーブスが温かい紅茶とチョコレート菓子を少し持って来た。左腕の肘には、ひざ掛けがかけてある。クリーブスは紅茶を一度テーブルに置くと、ヴィヴィアンにひざ掛けを見せて、「冷えは女性の敵です。」と言いながら手渡した。

「有難うございます。」

「他にお入用のものはございますか?

 暖炉に火を入れましょうか?」

「そこまで寒くないよ。大丈夫。」

「畏まりました。」

 そして、紅茶を注いで、去って行った。

「さて、仕事をしようか。」

 エインがパン、と手を叩いた。


◆ ◆


 エインが『図書館』から持ち出した書物は、太陽や月の出没時間や位置を詳細に記したカレンダーのようなものだった。

 予めこれを持ち出したという事は、エインは『図書館』でのヒントを見た時点で、大凡答えを見出していた事になる。それなのに解釈を求めたのかと、ヴィヴィアンは少し不機嫌になりつつも、渡された書物を開き、今日に近い『日没と月没が近しい日』を探してページを捲った。

 書物には一ページに一日、日の出と日の入り、月の出と月の入り時間が書かれ、方角と月齢が図で掲載されている。

 エインが先程、月齢が〇.五から八と言っていたので、ヴィヴィアンは月齢を注視し、ページを捲った。

 一七五五年四月二日、月齢二〇.五。

 一七五五年四月三日、月齢二一.五。

 一七五五年四月四日、月齢二二.五。

 …。

 一七五五年四月十一日、月齢二九.五。

 一七五五年四月十二日、月齢〇.八。

 …あった。

「ありました。」

 ヴィヴィアンが声をかけると、エインがにこりと笑ってヴィヴィアンを見た。

「四月十二日です。月齢は、〇.八。」

「日出時間、六時二五分。月出時間、六時五八分。日没時間、一九時四一分。月没時間、二〇時三四分。

 前日は、月が太陽を追い越して先に沈んでしまうし、翌日は月齢が好くない。」

 書物も見ずに、エインがすらすらと言った。

「ご存知だったのですか? 答え。」

 苛立ちを隠せず、ヴィヴィアンがついムッとして聞くと、エインはヴィヴィアンの内心を悟って、

「ごめんごめん。月齢までは覚えてなかったんだ。

 日の出や月没時間は、大体把握をしていたんだけどね。」

 と言い訳をした。が、すぐに表情を戻して顎を撫でながら、

「十二日。明々後日か…。」

 と呟いた。するとそこへ、クリーブスがやって来た。

「教授。お嬢様の診察が終わりました。」

「おや。いつの間に。」

 エインは大袈裟に驚いて、胡坐を掻いていた脚を解いた。

「お手隙でしたら、是非お嬢様にお声掛け下さいますと…。」

 テーブルの上の書物を見たクリーブスが、恐縮して低頭姿勢で言うと、エインは一瞬ヴィヴィアンを見て、そして頷いた。

「そのつもりです。すぐに向かいますよ。」

「有難うございます。」

 クリーブスが頭を下げると、エインがヴィヴィアンを見て言った。

「少し休憩をしよう。」

「はい。」

 ヴィヴィアンが頷くと、エインは立ち上がって、足早に大広間を出て行った。エインの背中を見送ったクリーブスが、ヴィヴィアンを見る。

 ヴィヴィアンはヴィヴィアンで、行くべきか、行かぬべきか判らず、腰を上げられないまま、クリーブスと見つめ合った。

 クリーブスは、ヴィヴィアンの戸惑いを察して、にこりと笑った。

「お嬢様がお待ちです。」

「お邪魔では…?」

 無表情でも気弱な心境を声で悟ったクリーブスが、ゆっくりと首を振った。

「行って差し上げて下さい。」

 クリーブスの言葉に、ヴィヴィアンが重い腰を上げた。そして、すれ違いざまクリーブスに会釈をして、アンの部屋へ向かった。

 ヴィヴィアンを見送ったクリーブスは、一人、ヴィヴィアンの背中を見つめ、苦笑した。


◆ ◆


『運命は、変えられない。』

 誰の言葉だっただろうか。恐らく無名の、哲学者の言葉だったに違いない。

 無名には無名の理由がある。この旅を始めてからすぐに、そう思ったものだ。

 病弱の”姫君”の元へ向かう足取りは、重い。

 何度、この廊下を歩いただろう。何度、あの塔へ入っただろう。

 品の良い素振りは得意なのに、結局自分の思うがまま運命を動かそうとするあの手付きを見る度、胸が締め付けられる思いをし、そしてその都度、哀しい思いをする。

 もう終わらせたい。

 何度願っただろう。これで終わりにしたい、と。

 何度も何度も、繰り返し願った事だ。

『運命は、変えられない。』

 変えてはならぬものだと教え込まれ、忠実に従って来た。

 しかし、心に嘘は吐けなかった。だから、意のままに旅をする決意をした。

 どうあっても、『そうならない』運命を見つけてみせる。


◆ ◆


 中央階段を上がって、長い長い廊下を行くと、突き当りでエインがこちらを見て立っていた。

 待っていたのだろうか。

 表情を変えぬまま、首だけを傾げると、エインはにこりと笑って、アンの部屋の扉を叩いた。

「どうぞ。」

 扉の中から声がして、次いで扉が開いた。中にはメイドが一名、いるだけだった。

「お嬢様は、奥にいらっしゃいます。」

 そう言って部屋の中へ招かれ、そのままベッドルームへ通された。

 ベッドルームは、アンの部屋の奥の螺旋階段を上がった先にある、シャトーの屋根上にある。

 オイルランプが二つだけひっそり灯るベッドルームは踏み込む事に躊躇する程に暗く、その奥にどんと置かれた天蓋付きの大きなベッドは、不釣合いなほどに煌びやかで奇妙なものに見えた。

「アン。」

 エインが声をかけると、ベッドに入って沢山のピローに凭れ横になっていたアンが「来て下さいましたのね。」と返事をした。カーテンで顔が見えないが、声はいつも通りだった。

「ヴィヴィも来てますの?」

「おります。」

「お顔を見せて頂戴。」

 エインではなくヴィヴィアンの顔を真っ先に見たいという言葉に、やや居心地の悪さを感じつつも、ヴィヴィアンはアンのベッドへ歩み寄った。

「ヴィヴィアンです。」

 声をかけながらカーテンを退けると、暗がりで微笑むアンが、ヴィヴィアンに向かって手を差し出していた。

 その様子に、ヴィヴィアンは一瞬、どきりとする。

「…アン…。」

「ヴィヴィ、手を取って下さいな。」

 差し出した手を握れというアンに、ヴィヴィアンはそこはかとなく恐怖を感じた。何故かは解らない。暗いせいで、アンの手が青白く見えたからかも知れない。

 ヴィヴィアンが恐る恐る手を握ると、アンがにこりと笑った。

「ご加減は、いかがですか…?」

「大丈夫、有難う。少し風邪をひいたようですのよ。ヴィヴィアン。」

 そう言って、アンはヴィヴィアンをぐいと引き寄せ、顔を近づけて呟いた。

「運命には、逆らえませんのよ…。」

 ヴィヴィアンははっとして、アンの顔を見た。アンの顔は思っていた以上に近くにあって、香水なのか、薔薇の香りがふわりと鼻を掠めた。ランプの明かりがヴィヴィアンによって遮られ、光の当たらない中で、きらりと光るアンの瞳が怖かった。

「……。」

 突然の事に頭が真っ白になり、身動きが取れないヴィヴィアンの手を、アンがぎゅっと握り締め、すぐに離した。

 束縛が解かれたように、ヴィヴィアンの体も動くようになり、ヴィヴィアンはよろよろとアンから後退りをして離れた。

 エインを見ると、彼は悲しそうな顔で闇の中に立っていたが、ヴィヴィアンの様子を見、すぐに部屋から出るよう言いつけた。

 ヴィヴィアンは躊躇いもなく、逃げるように部屋を出た。アンには、挨拶もしなかった。

 ヴィヴィアンが去った後、エインがベッドに近付くと、アンが微笑んだ。

「どうかしまして?」

 問うアンは、まるで死人のように白い顔をしていた。時折思う。既に、死んでいるのではないだろうか、と…。

「ヴィヴィに、何を?」

 エインはにこやかに、穏やかに問うた。しかし、心の底では、黒いものが蠢いている。

 何を、した?

「『運命は変えられない。』と、教えて差し上げました。」

 アンもにこやかに、穏やかに答えた。

「アン…。」

「父の言いつけを、護って下さるのでしょう、教授? 私はそう聞いておりますのよ。」

「アン……。」

「教授。教授の居場所は、ここですのよ。

 フランスですの。スコットランドではありませんの。ボルドーですのよ。エディンバラではありませんの…!

 この屋敷ですのよ!」

 穏やかは装いだったのか、アンの言葉が徐々に強くなって行った。

 尚も言葉を発しようと、アンが息を吸い込んだのを見て、エインがアンを睨んだ。

 アンにこのような顔を向けるのは、出会って初めてだった。

 エインの視線に、アンの表情が強張った。

「アン。

 何度、この話をしたでしょうね?

 何度も、しましたね…。

 私の気持ちは変わりません。

 私の居場所はここではありません。

 私の居場所は…。」

 自分の居場所は…。元より、どこにもない。

「ここではないんですよ。」

 エインの視線が、言葉とともにアンを射抜いた。アンは強張った表情のまま、所在無沙汰になっていた手を、膝の上で握り締めた。

「三日後、伯爵の遺言の謎が解けます。

 そうしたら、すぐにスコットランドに帰る予定です。

 あと三日、お世話になりますよ、アン。」

 エインがゆっくりと言うと、アンは俯いて、こくりと小さく頷いた。

「クリーブスにも、お伝えになって下さいな…。」

「解りました。」

 そう言って、エインが踵を返すと、アンが呼び止めた。

「教授。」

 呼ばれて、エインは肩越しにアンに振り返った。

「…。」

「……。」

 何を言おうとしたか、アンがエインの表情を見て、口を噤んでしまった。

 暫し沈黙が訪れ、居た堪れない空気が二人を包む。

 やがて、エインが背筋を伸ばして呟いた。

「運命は、変わるんですよ…。」


◆ ◆


『運命は、変えられない。』

 誰の言葉だっただろうか。恐らく無名の、哲学者の言葉だったに違いない。

 無名には無名の理由がある。この旅を始めてからすぐに、そう思ったものだ。

 病弱の”姫君”の城を出、月明かりの照らす廊下で、手のひらを見つめる。

 まだ、姫君の手に握られているような感覚が残っている。

 冷たく、骨ばって、か細い手…。

 何も手に入れられない、富だけに溢れた彼女の言葉に、何度喉元が熱くなっただろうか。

 生まれた時から何もなかった自分の胸に、彼女の言葉は深く突き刺さる。

 何度も何度も突き刺さった。

 そろそろ、傷も癒えなくなって来た。

 もう、終わらせたい…。

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