季節替わり・所感
誰かに頼りたくなる季節……。
商いの香りが際立つ。ビルの最上階で現・CEOのマインドセット。前任者は何か変なエビを求めて海上でもう7カ月過ごしているみたい。CEOが変わったからね。**あそこもすっかり変わっちゃったよ**町のざわめき、ネットのざわめき。**ザザー……**海のざわめき! ビーチに人はいない。サーファーも誰一人波に挑戦していない。近くの遊歩道を誰か散歩くらいしていてもいいのに。寒いって言っても、そこまで寒くなっちゃったのかな。
とある孤独な奴が独り言でそれに答えていた。
「寒いっつうか、寂しいんだよな。こんくらいの時期はちょうど。くそー」
ブツブツ言いながら薄暗い自室の中、ギャルゲーを一本購入した。それは名作中の名作、しかし王道の学園もの過ぎて後追いの人間にはあまり選ばれない一本。後追いの場合、もっと突飛なストーリーやヒロインがある方が好まれる傾向にある。つまり彼は後追いの中でも、かなり生き残った方と言えるだろう。名作の10GB。水色ダウンロードボタン。毎回忘れがちだけどノベルゲーって意外と容量食うのよねえ。まあ考えてみりゃ当たり前なんだけど。値段もよく考えりゃそんなに高くないんだけど。まあとにかく……
無性にギャルゲーやりたい季節……。
季節に衝動買いさせられたギャルゲーはエモーショナルが倍増していた。




