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九龍組  作者: 大蔵 富造
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第八話 武士と極龍 ~西と東~

 東西両軍の間に二騎が揃う。黄色の鎧を着ている織田島(おだじま)に対して、正弦(せいげん)はスーツ姿にオールバックで頭は無防備状態。

「我は東王国討伐軍二番隊隊長、織田島だ! さぁ、いざ参られよ!」

 双戟を振り回して見栄を切る。

「それではお言葉に甘えて…」

 馬を進めながら鉄杖を左腕で振り回す。鉄杖が織田島の顔面めがけて振り下ろされた時、戟二本で鉄杖を受け止めた。鉄杖を押し込むが動かない。

「なかなか鋭い攻撃だな、そして重い!」

「それはどうも。でも、これは撒き餌に過ぎません」

「なに!?」

 その瞬間、織田島の上から網が降ってきた。網は正弦の右手に繋がっている。

「なんだ、これは!」

 織田島はもがくも網から逃げられず、馬から落ちた。この網は正弦が右手に隠し持っていた「隠し玉」である。これを縛犯網(ばくはんもう)と言い、正弦愛用の暗器である。手綱と一緒に隠し持っていると相手に気付かれる事はまず無い。武古屋(たけこや)を捕まえた時の網はこの縛犯網を使いやすく改良したものである。

 鉄杖を捨てると正弦は網を引き、織田島をさらにからめ捕る。

「武器は預かります。さて、歩けますか? 無理ならば馬で引きずることになりますが?」

 織田島は胴体を網で縛られてはいるが、しぶしぶ立ち上がる。

 東軍に移動する途中、織田島は卑怯者と何度も叫んでいた。それに対して正弦は一度だけニコッと返した。



 西軍。一騎打ちを見ていた全員が信じられないという感じで目を丸くしている。武古屋は目を疑った。

「おいおい、織田島殿が捕まったぜぇ!」

「し、信じられない、一体何が起こったのだ」

 武古屋と同じく南海(なんかい)も驚いていた。前慶だけは鼻高々で余裕の表情である。

「なぁ、強ぇだろぉ? あれが正弦の縛犯網だぁ。いや~今日ぁ一段と綺麗に広がったなぁ」

 武古屋は前慶を見る。

「でもよ、あれは卑怯だぜ?」

「そうかぁ? 無駄な血を流さなくていいじゃねぇか?」

「確かにその言い分にも一理あるな」

 南海は納得してしまった。その時、丹野(たんの)が兜を被り、馬に乗る。

「フム、向こうは何を仕込んでいるかわからんが、今度は私の番だ! 行ってくるぞ!」

 丹野は槍を受け取ると陣を出て行った。

 武古屋は前慶の服を引っ張っている。

「こ~んな弱そうな服を着てんのも、なんかの作戦か?」

「これぁ東の一般的な服装だぁ。俺ぁこんなのしか持ってねぇけどよぉ、金持ちぁもっといいのを着てる」

「ふ~ん。変わってんな」

「おめー達もそんな重そうなもん、よく着てられんなぁ」

「命を守るためだ。体を守るのは当たり前だろぉ?」

 前慶はもっともだと感心していた。



 東軍に織田島を引いて帰ってきた正弦を天嵬が一番に出迎えた。

「おぃ! 正弦、すげぇじゃねぇかぁ!」

「正弦殿、あなたの隠し玉には惚れ惚れする!」

「いやいや、新豪殿も練習すればすぐにできます。では、織田島殿、あなたの無事を西軍に見せるためにここにいてもらう」

 織田島は西軍から見えるように座らせた。辺りを見回す織田島も西と似ているものが一つもなく文化の違いを感じた。

「あっ! また新しいのが来たよー! いろんな色の人がいるんだねー!」

 程子(ていし)が指差す先には、青色の鎧を着た武将が一騎で待ち構えている。

「私は東王国討伐軍四番隊隊長、丹野だ! 誰か相手はいないか!」

「今度は俺が行きますよ!」

 新豪が腕をまわしてやる気を見せているが、

「シンゴー、何言ってんの? もう天嵬が行ったよー」

「なにぃ!」

 程子の言うとおり、馬上の天嵬は二股の先端が尖っていない槍を振り回しながらとっくに前に出ていた。


「俺ぁ極龍組の天嵬だぁ! 南海ってのはいねぇのか!」

「南海はもう出てこない。おい、そっちには極龍組ばかりしかいないのか?」

「そっちだって、隊長しかいないのかぁ?」

 丹野は一本取られたなという表情。

「なるほど、実力者が出てきているわけだな」

「ハッハッハッ! あんたが実力者だって?」

「ムゥ…なんたる侮辱! おしゃべりもここまでだ! 覚悟!」

 槍を振り回し、突進してくる丹野。鋭い突きを天嵬も槍で弾く。天嵬の弾く力がとても強い。

(なんという力だ。槍が飛んでいきそうだったぞ)

 丹野は今一度、槍をぐっと握った。

「さてとぉ、今度ぁこっちから行くぞぉ!」

 槍を振り回して見栄を切って突っ込んでくる天嵬の一撃を、槍で弾くけずに丹野は大きく仰け反った。その瞬間、天嵬の槍は丹野の首を捕らえた。一瞬、首を刺されたかと思った丹野だったが、二股の槍のため刺さってはいない。

「槍を使い慣れていないのではないか?」

「いや、これでいいんだよおぉ!」

 天嵬は槍をさらに押し込んで、馬から丹野を落とした。天嵬もすぐに馬を降り、また首を捕らえた。さらに槍を押し込んで地面にめり込むと丹野はもう起き上がれない。腰の打刀を抜こうとしても、腰を捻れないので抜けない。なんとか槍を地面から抜こうと二股を握りしめるが押し付ける天嵬の力に勝つことは不可能であった。

「まいったかぁ?」

 丹野は観念して槍から手を離した。

「まいった…。極龍組は強いな」

 丹野を立たせると後ろから槍で首を捕らえ、陣へと連れていく。



 西軍では武古屋がイライラと頭を掻いている。

「おいおいおぃ! 丹野も捕まっちったぞぉ!」

「そりゃあ天嵬相手じゃなぁ。俺ならぁ天嵬に勝てるけどな!」

 前慶は相変わらず鼻高々であった。だが、誰も前慶の相手をしない。

「こうなったらもう一度、私が行くしかない」

 南海が出陣の準備をし始めた。

「ならん!」

 その時、怒号のような大声と共に、V字の稲妻模様の前立てが付いた兜を被り、紫色の鎧を着た男が来た。

「だ、大隊長!」

 その姿を見て、周りにいた者は膝を着いた。南海も武古屋も膝を着いている。

「南海よ、一度出ている者はもう出てはならん。危険だ!」

 この男は東王国討伐軍大隊長の滝本・T・龍(三十八歳)である。カイタタハイラに住んでいたため、植民地になると同時に無理やり外国国籍にされた武士である。東王国討伐には外国の圧力もあるため、大隊長には外国国籍を持つものが選ばれていた。


「わしが行こう」

 自慢の斧を持ち上げた。人の頭ほどの刃渡りしかない斧で首を切るためだけに作られている。

「しかし、大隊長が行くほどでは…。俺が行きます!」

 武古屋が止めに入った。

「まだ他の武士が来ていないのだ。それにお前も一度出ているだろう。辞めておけ」

「お~い…、聞きてぇんだけどなんで一度しか出ちゃいけねぇんだぁ?」

 勝手に歩き回る前慶が滝本の前に出てきた。

「お主は?」

「俺ぁ武古屋に捕まっちまった、まぁ捕虜だなぁ」

 ジロッと前慶を見た後に滝本が口を開く。

「…西に〝勝ちは驕り、負けは恥〟と言う言葉がある」

「全然わからねぇ~」

 前慶は武古屋を見た。

「簡単に言うとだなぁ、一騎打ちで勝った奴は自分の力を次は驕って負けるかもしれねぇ。負けた奴が何度も出るのは恥の上塗りってことだ」

「つれぇなぁ。じゃ、単に負けた織田島殿や丹野殿ぁ?」

「負けた者は潔く死ぬ。それが武士だ」

「おいおいおい! そりゃあ、命がもったいないぜぇ~!」

「そう思うのは東王人の勝手だ。本来は捕まえた武士も名誉のために殺すんだが」

 滝本は武古屋をジロリと見た。

「だ、大隊長、こいつは武士じゃないです」

「農民か?」

「いや、その、お前はなんて言やいいんだ?」

 武古屋は説明がつかない前慶の存在に呆れていた。


「俺ぁ武士でも農民でもねぇ。そんな階級みたいなものぁないんだよ。まったく、西ぁどこみても武士ばっかりか…」

「…五人だ」

「あん?」

「ここに武士は五人しかいない」

 滝本の答えに前慶は口をあんぐりと開けた。

「…たった五人だぁ? こんなに兵士がいんのにぃ?」

「本来ならばあと十人いるが、まだここに到着していない。それに武士以外は一騎打ちをしてはならない。ここに来ている兵士は武士の証の髷を切った。外国の影響でな。ほとんどは陣取りなどの工作員だ」

「へぇ…マゲねぇ」

 改めて軍を見渡す前慶。確かに髷を結っているのは一騎打ちに出てきた武将たちだけのようだ。兵士たちが着ている鎧も軽装なものだった。

「兵士の数が多ければ威圧は可能だ。この兵士達はほぼ強制的にここにいる。でなければ戦争などに来るわけがない」

 滝本は少し暗い顔をした。

「なぁ、マゲがねぇと武士じゃねぇのか?」

「そうだ。東にも武士がいるかもと期待したが…。武士すらいないとはな」

「戦がなかったからなぁ。俺たちぁ国民だ」

「武士はその民のために一騎打ちをするのだ」

「でも、民を戦争に強制参加させているんだろぉ?」

「それは戦争だからだ。だが、民に無茶をさせないために、武士が民の代わりに一騎打ちをするのだ。これは昔からの伝統だ」

「なるほどなぁ、もしかしたら、うちのオー様と話しが合うかもなぁ」

 滝本は険しい顔になる。

「東と手を結ぶ事はない」

「外国とぁ?」

 前慶は白々しく聞いてみた。

「天人がそれを望むなら私は何も言わない。…無駄な話しをしてしまったな」

 そう言うとサッと馬に乗り、出陣していった。皆、出陣を見守っている。

「なぁなぁ、天人って?」

「上西国大陸を支配するお方だ。その天人の命令で戦争が始まっている」

 南海が答えた。

「ふ~ん、西も上を変える必要がありそうだなぁ。こりゃあ時間かかるか」

「おい、おめぇ何を企んでるんだ?」

 武古屋はグッと顔を近づけて聞く。前慶はヘラヘラと笑う。

「何も企んでないぜぇ~」



 東軍では、意気揚々と帰ってきた天嵬が満面の笑みである。

「どぉだぁ! 俺ぁまだまだ戦えるぜぇ!」

 力が有り余っていると腕を回している。

「その人をこちらへ」

 周泰征は丹野を織田島の隣に座らせた。織田島に絡まっていた網は取られ、今はどこも縛られていない。

「お主も捕まってしまうとはな」

 織田島は落胆しているが、丹野は苦笑いである。

「いやはや情けないが、この天嵬殿は強かった。まだ手がしびれている」

「ハッハッハッハッハッ!」

 大声で笑う天嵬。

「俺も戦いたいなぁ。天嵬殿が勝手に行くんだもん。もういないの?」

「いるとは思うが出てこないだろう。なぁ、織田島殿」

 織田島はうなずいた。

「えー? でも、誰か出てきたよー?」

 程子が指さす先には紫に光輝く物が見える。 


「私は東王国討伐軍大隊長、滝本・T・龍である! 誰かいないか?」

「なにぃ! 大隊長だと!」

 織田島は驚き、立ち上がり、滝本の姿を確認した。もちろん丹野も見ている。

「織田島殿…これは一体…」

「まさか大隊長が出てくるとは…」

 二人は狼狽ぶりは尋常ではない。

「よし、俺の出番だ! 行って来るぜ!」

 長剣を携えた新豪は馬に乗った。

 新豪の長剣は太刀ではあるが刃渡りが一・五mはある。

「あの若者は首だけになるかもしれない! 止めるなら今のうちだ!」

「おいおぃ、新豪ぁ俺の次に強ぇんだぜぇ。負けねぇよ!」

 天嵬は止めに入る丹野に自身満々に言い放った。



 両陣の間に二騎が揃う。紫色の鎧が異様な雰囲気をかもし出すが新豪は怖気づかない。

「俺は極龍組の新豪だ! お前も捕まえさせてもらうぜ!」

「フッ、まだ若いな。本当の一騎打ちを教えてやる」

「じゃあ、教えてもらおうじゃないの!」

 新豪は太刀を突きだけに使う。太刀は槍ほど重くなく使いやすいが、なぜか当たらない。

「どうした? そんな攻めでは私は倒せないぞ!」

「うるせぇ!」

 滝本の斧を避けつつ何度も斬りつけるうちに、やっと肩に当たったが鎧には傷すらつかない。仕留めたはずが逆に太刀の先端が欠けた。さすがの新豪も体勢を立て直すために馬を離した。

(おいおいおい、あの鎧ってのはこんな固いのかよ! 捕まえた奴らの試し切りさせてもらうんだった!)

 再び滝本に突進していくと鎧の隙間を狙って突きを出すが、瞬時に隙間を塞がれてしまう。

「攻めとはこうやるのだ!」

 滝本の斧が首を狙い、太刀で防ぎながらも新豪は仰け反っていた。その時、太刀が折れた。新豪はそして新豪は馬から落ちた。すぐに立ち上がり、折れた太刀で構えると斧が振り下ろされ、さらに太刀は折れた。もはや刀身は無い。そして、斧は新豪の頭上に置かれていた。

「まだ続けるか?」

「俺の命と言える太刀がこんなに折られた…もう、無駄なことはしねぇ」

 新豪は観念したように両手を挙げた。

「太刀が命だと? お主は武士か!?」

 滝本は斧をどけた。

「なんだそりゃ? あの太刀は俺の命と言えるぐらい好きだったんだよ!」

「よくわからんな…陣へ来い」

 新豪は指示に従い、西軍へと歩いていく。



「組長! まだ生きてましたか!」

 縛られている前慶を見つけると駆け寄った。

「よぉ、新豪ぉ! 久しぶりだなぁ。どうだ? 俺が捕まった事でみんなやる気になってるかぁ?」

「そりゃそうですよ。一番に正弦殿が出てったんですから!」

「よしよし! 俺の策が成功したなぁ」

「策? なんです、それ?」

 新豪は策の意味が分からなかった。

「談笑中、申し訳ないがお主達は捕まっているんだぞ?」

 南海がたしなめた。

「そうだった。あまりにも居心地がよかったからよぉ、忘れてたぁ」

 まだ笑顔のままの前慶に兜を脱いだ滝本が近づいた。

「居心地がいいか…お主は命の危機を感じぬのか?」

「滝本殿ぉ、とっくに命なんか捨ててらぁ。オー様を変えた時になぁ」

「なにぃ? お主が東の王を変えたのか?」

 ジロリと見た。前慶はそっぽを向く。

「いや、俺じゃない」

「えっ? 組長じゃないですか!」

「俺じゃねぇよ」

「組長ですよ~」

「違ぇよぉ~」

「ええぃ、やかましい!」

 いちゃいちゃしている二人に武古屋が怒鳴った。滝本は武古屋をなだめる。

「ともかく東の事を知るためにお主らは生かしておこう」

「じゃ、俺らも西の事を教えてもらおうかねぇ」

「なんだとぉ?」

 ずうずうしい前慶を武古屋が睨んだ。


 その時、東軍から天嵬が一騎で出てきた。

「おぃ! 西側の隊長を返すからぁ、そっちも組員を返してくれぇ!」

 それには陣がざわめいた。滝本たちも相談しながら天嵬の出方を疑っている。

「あのよぉ、ちょっとあいつと話させてくれねぇか? 滝本殿も付いてきてかまわねぇからよ」

 一同は前慶の顔を見ると、さっきまでと違って少し真剣な顔をしていた。それには滝本も納得した。

「お主が極龍組の組長というならいい人質だ。勝手なことはできないだろう。行くぞ」

 滝本は兜を付けずに馬に乗ると、部下が前慶の縄を外した。

「大隊長、信じて平気ですか?」

「大丈夫だ。何かあれば二人とも殺す」

 武古屋はその答えに安心した。

「前慶と言ったか、この場ではお主を信じてやるが、向こうの奴は何をするかわからないからな。何かあればお主の命もないものと思え」

「おぉ、確かに天嵬ぁ何をしでかすかわからねぇ!」

 前慶も新豪も爆笑していた。その光景に武士達はここは本当に戦場なのかと不思議に思った。


 天嵬には前慶と滝本が見えた。前慶はいまだに後ろ手で縄に縛られて滝本が縄を引いている。

「おぉ、前慶ぇ! 帰って来んのはおめーだけかぁ? 新豪はどうした?」

「俺も新豪も帰らねぇ! 俺ぁ少し西と話しをしてくる」

 天嵬は呆気にとられた。

「おめー、何言ってんだぁ? 西になんか言われたのかぁ?」

 天嵬は馬を近づける。

「天嵬ぃ! 縛犯網を使うなよぉ。使ったらぁ俺ぁ絶対帰らねぇぞ!」

 天嵬は驚いた。前慶と滝本の位置から縛犯網は見えないはずなのだ。それにいつになく真剣な顔の前慶にも驚いた。

「…前慶ぃ、何を考えてんだぁ?」

「なぁに少し東と西で話しをしてみねぇかな~と思ってなぁ。そっちにも西の隊長がいるんだぁ。ちょっと話しをしてみろぉ。おもしれぇかもしれねえぞ。じゃあな! 行こうぜ、滝本殿」

 真剣な顔から一変してニヤけていた。何かを企んでいる顔だ。

「おい! 前慶ぃ! 帰ってくるんだよなぁ!」

「そっちに捕まった武士達を処断しない限りは、こっちの捕虜の命も保証しよう」

 滝本が馬を返して陣へ戻った。

「なんだかぁ、変な方向へ話しが進んでねぇかぁ…」

 天嵬は頭を抱えながら東軍へ戻った。


 前慶の言う通りにこの日は明け方まで東西両軍で文化の違いを話し合った。上西国大陸は太陽を祭り、外国の影響が出始めている事など、外国や西のしくみを話した。一方で東王国大陸は月を祭り、太禅高王の事や東のしくみについて話し、憎しみで始まった戦争ではないため大いに盛り上がった。

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