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嘘つきな僕と優しい君 -side クリス-
クリスの誕生日の話
嘘つきな彼が話すのは嘘か、誠か‥
ーー僕の誕生日の日
まるで僕に、似合う誕生日は
大好きな君に祝われて嬉しいと思った
僕にとって君は光だから
どんなに君が望む好きな男性を
ピエロのように君に見せても
君は、まるで僕を理解するように
優しさを与えてくれる
その優しさが僕にとって幸せだった
嘘つきな僕に優しい君だからこそ
好きになったかもしれない
他の人は、僕を八方美人や
喰えない人だと馬鹿にするけれど
君さえ、理解してくれたなら
君さえ幸せだと感じてくれるなら
僕は、それだけで十分だったのだ
人生に、一度だけある誕生日
その日を君に祝われるのは凄く嬉しい
だから、お願いだから
これからも僕を祝って欲しい
僕を理解する君にだけにお祝いしてほしい
きっと君ですらも
僕の事を理解していなくても
僕は、ただ君が好きで色々と演じているだけ
ただ君の幸せを願い、行動しているだけ
理解してくれなくても構わない
だから、どうか
このまま、共に未来でも
僕の誕生日を祝う為でも
他の人の為でも構わないから
ーー"生きて"
大好きで特別な人




