表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メモ(おとちが)  作者: riyo
リコリスと花 編
101/204

大切な人と過ごす日 -side アンシャンテ-

アンシャンテ誕生日話

誕生日だと思い出したのは

彼女から祝いの言葉を貰った時だった


ずっと誕生日なんて縁遠い家で

祝ってくれるのは友達だったアマリリスのみで


アマリリスからの祝福の言葉は嬉しかった


けれど彼女から、サルビアからの祝いの言葉に

何故か胸が暖かく感じた


「‥アンシャンテ?大丈夫?

ずっとボーッとしてるけど」


「ああ、大丈夫だ

嬉しくて胸がポカポカしてるんだ

こんなの初めてで‥だから本当にありがとう

君の誕生日も近いのに‥」


そう、彼女の誕生日を聴いたら

彼女は俺の2日後の3日と答えた


明日に彼女に送る贈物を探さなくてはと思いながら

何故、早く聴かなかったのかと後悔した


あれ?けれど俺の誕生日を

何故、彼女は知ってるのだろう‥


思わず気になって彼女に尋ねた


「そう言えば俺は君に誕生日を

伝えてなかったが、誰かに聴いたのか?」


「…そんなの聴かなくても分かるもの

私が[別世界]から来た[魂]の持ち主よ?

前にも伝えたけれど貴方の事は知って

近付いたの、幻滅したでしょう?」


「‥ああ、そうだったな

けれど君に幻滅なんてしないさ

前に伝えたが俺は君だから好きなんだ」


「っ//!!だから何で、照れないで

そんな事を言えるのよ、もう恥ずかしい

さあ、食べてみて

久しぶりに作ったから少し心配だけど」


そう言って彼女は持って来ていた袋から

箱を出して中からケーキが出てくる


ケーキは俺の好きなチョコレートで

綺麗に出来ていた


「凄いな、これが手作りか

君は料理が上手いんだな」


「ありがとう、見た目は綺麗に

出来たと思うのだけれど‥良かった

少し待って、はい、どうぞ」


渡されたケーキを食べると

少しビターで美味しかった


「っ!!美味しい!

少しビターだが、俺の好みだ

ありがとうサルビア」


「はぁ〜良かった‥安心したわ

貴方は少し甘いのよりも濃い方が好きでしょう」


「‥ありがとう

必ず君の誕生日に返礼する」


「ふふっ、楽しみにしてるわ」


彼女は優しく笑って答え

自分もケーキを食べ始めた


優しい時間を君と過ごせるのを嬉しく思いながら

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ