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スレ4 もとからそっち系だった人は早い

4話目


よく考えるんだ、完結してない作品に性格を設定してしまったら後々無理やり設定をねじ込めないことをっ!(いつもそれで続きが書けなくなる人間←)


と言いつつある程度の設定は箇条書きで作ってゆっくりといじくりながら話を書いていくスタイル。

1 HN;クッキー

「ついに告白成功しましたっ!」

2 HN:森のくま

「おめでとう」

3 HN:銀

「わが盟友に祝福在れ」

4 HN:クッキー

「長かった。身持ちの堅い彼を落とすのにいったいどれほどの苦労があったか」

5 HN:省略

「収入は」

6 HN:クッキー

「省略さん、少し黙ってようか。一応回答しておけば私の5つ年上で年収は年相応」

7 HN;省略

「了解。職種によっては昇級、ボーナスを考えるのは難しい場合がある気を付けろ」

8 HN:ライノット

「省略の銭ゲバっぷりはもはや慣れだな」

9 HN:森のくま

「おめでとう。ちなみに経緯は?」

10 HN:クッキー

「よくぞ聞いてくれました!」

11 HN:銀

「幸せそうで何よりだ」

12 HN:クッキー

「さっきも言ったんだけど、5つ上、新卒の社会人一年目の人なんだけどね。置換されそうなところを助けられて、ちょっとお礼にお茶をして、人柄に惚れちゃった」

13 HN:ライノット

「うちの兄貴に近い年だな」

14 HN:クッキー

「そう、完全に一回り下って理由で妹的存在とかしか見てくれなくてね。いろいろと迫ってみたんだけど、ことごとく失敗。でも本日”そんなことをしなくても、君に惚れてしまってるから後2年ほど待ってほしい”って言われちゃったっ!」

15 HN:森のくま

「ズバリ勝因は」

16 HN:クッキー

「炊事洗濯掃除。楽を覚えさせ彼のパーソナルスペースに入っても問題のない領域にいる人間だと思わせ、かつ、本気で好意的に思っていると伝えたことでしょうか」

17 HN:ライノット

「思ったより確実に落としに行ってた。というか怖え、そうやって懐柔されていくのか」

18 HN;クッキー

「懐柔って言わないでよ。れっきとした恋愛のステップ踏んでるんだから。できれば早めに子供ほしいからどうにか押し倒せないかと考えてるんだけど、20歳にならないと難しそう」

19 HN:森のくま

「後先考えないと家みたいな4人兄弟とかザラだからな」

20 HN:ライノット

「…確かに夫婦のどちらかがTS者である場合離婚率が低く、子宝に恵まれる確率が非常に高いとかいう記事見たことあるんだが」

21 HN:銀

「私には無縁の話みたいですねー」

22 HN:森のくま

「このグループで一番の武器を持ってんのが何言ってんだテメェ」

23 HN:ライノット

「森のくまの巨乳嫌いにも慣れてきたな」





「ふふっ」


 だらしのない寝間着で仲間たちとの交友をベットの上に転がりながら、自然と笑みがこぼれる。


「何かいいことでもあったのか?」


 そう聞いてくるのは、彼氏…というか将来の旦那様。

 本人曰く父親にだという鋭い目つきもどこかいとおしいものを見るようにやさしさを感じる。


「んー幸せだなって」


 こちらの様子を探るようにベットに腰掛ける彼は、その言葉に”それは良かった”と人差し指で頬をかく。


「撫でてー」

「その程度なら、って飛びかかるな!?」

「抱きしめながら撫でられるのが好きなんだからいいじゃん」


 うつ伏せから、体を起こし、座っている彼目がけて突撃すれば”まったく”と、苦笑いをしながら170後半の伸長と比例するように大きな手が優しく、手慣れたように撫でていく。


「落ち着くぅー」

「弟といい、お前といい、俺の手は変な物質でも含まれてんのか?」

「しいて言うなら愛かな」

「誰がうまいことを言えと」

「ふーん、否定しないんだ」

「それは、まあ、愛しているから」


 思いがけない不意打ちに赤面してしまう。

 なんというか、日々の攻撃はにとらでもまったくもって動じない彼に笑顔で目を合わせながらそんなことを言われてしまったら、動揺してしまうのは仕方ない。

 仕方ないことだ。


「不意打ちで言うな…」


 だが、言葉にしてしまうのはしょうがないことだと思う。

 あまりに嬉しすぎてどうしようもなくなる。


「こりゃ、怒らせちまったかな」

「手、止まってる」

「はい、はい」


 俯かせた顔は確実に赤面しているだろう。

 その顔は持ち上げることはできずに彼の適度に鍛えられた胸板に顔を埋めながら、頭を撫で続けることを要求することしかできなかった。


「今日はけやに素直だね」

「同僚と身内に、総攻撃を食らってな。少しはストレートに行こうかな、と」

「私の言葉には渋ってたくせに」

「お前の言葉があったからだよ」

「むー、すぐそうやってごまかそうとする」

「ごまかしちゃいない。お前が掛替えのない人になったからこうしてるんだよ」


 その言葉とともに、なでられていた手は頬へと伸び、ゆっくりと顔を持ち上げる。


「俺も柄にもなく真っ赤になってんだろ?」

「…本当に不意打ちは辞めてぇ」

「お前がさんざん俺にやってきたんだ。嫌とは言わせない」

「くっ、素直になったらこれはこれで魅力的だから困る」

「そっか、満更でもないようで何より」


 完全にどこか吹っ切れたように笑う彼の笑顔にまた、私の心は満たされていく。


「愛してるよ夕霧」

「私も愛してます」


 その後完全にムードのまま―――


 〇


 それなりのところまで行くものの、しっかりと線引きをする自分の彼氏の寝顔を見る自分はこれはこれでいいのかもしれないと、思いつつ彼を起こさぬようにベットから抜け出し、身だしなみを整え、いまだに納得のいく出来の朝食も”俺だけの特権なんだろ?”と悪戯に笑う彼に絆され、今日こそは、と気合を入れて料理を始めるのだ。


今回のクッキーさんは男の娘がTSする前から同性愛に目覚めておりTSしてNL方面に成功をした、という感じ。


その関係であれですが、TS関係の作品でTSした後も精神男だからBL(精神的BL)とか、体は女なので百合ですねとか、このジャンルはいろんな派閥がありますよね。


この作品の路線的には”TSしたので体的に異性ならNLですよね”って方向性です。


…クッキーさんは私のHNとは一切関係ありません(投稿する段階になって気づくというアホ)


だからキャラ設定はっ!(2度目)


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