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スレ1 そういえばどうなの?

お久しぶりの人はお久しぶりです。

案例の不定期更新および亀更新ですが、ほどほどにお付き合いください。

1 HN:ライノット

「ぶっちゃけ、お前らのTS原因て何よ」

2 HN:クッキー

「なんか女の子になりたいと思ってたら女になっていた」

3 HN:省略

「親の借金の方として因子実験に」

4 HN:ライノット

「さらっと重い話出しやがった」

5 HN:クッキー

「そういえば半年位前にそんな感じのトチ狂った連中が多額の金と引き換えに性転換を行った人の因子を正常な人間に打ち込んで強制的に性転換をさせる事件があったよね」

6 HN;ライノット

「だから重いって」

7 HN;省略

「おかげで借金は消えたが生きていくためのアルバイトだ」

8 HN;ライノット

「だから重いって言ってんだろ!?」

9 HN;森のくま

「私はあれだ、お袋と親父からの遺伝」

10 HN:省略

「金は入りのいい健全な仕事あったら教えて。ノシ」

11 HN;森のくま

「省略さんいつも切実だよな」

12 HN:ライノット

「”健全ではない仕事はまた新たな借金の種になる”とかいうやつだしな」

13 HN:クッキー

「引っ越しのバイトは実入りが良かったけど今は一日でそこまで風げない、ってぼやいてたね」

14 HN:森のくま

「省略さんに幸あれ」

15 HN:銀

「圧倒的出遅れっ!!!!!」

16 HN:クッキー

「銀さんの安定のテンションはこのグループの清涼剤です」

17 HN:森のくま

「それな」

18 HN;銀

「我も朝起きたらなんか女子になっていた」

19 HN:森のくま

「で、ライノットさんは?」

20 HN:ライノット

「神社荒したら呪われた」

21 HN:銀

「だめですよ。そういうことは」

22 HN;ライノット

「銀さんに言われると結構くるな」




TS原因:ライノットの場合。


何気なく過ごしていた中学3年の冬。

肌寒く、喧嘩で殴られた頬が冷たさを余計に感じさせてとても痛む。

先日訪れた寂れた神社にも参拝客が居て缶コーヒー一本買うくらいの金はあるだろうと、賽銭箱を漁った。

言い訳は通用しないだろう。

たまたまその日は財布を忘れてきた。

近所の兄貴分に"俺もうこんな立場か”と苦笑いされながら貰った社会人一年目の男が出すには些か多すぎる一万円が自宅にぽち袋に入ったままおいてあるはずなのだ。

そのときは、後で戻しておこう、とかそんな気力もなく、ただ暖まりたかっただけの私利私欲で、賽銭箱裏の引き出しをさっと引いた。

鍵をかけていないのが悪い。

そんな言い訳をすこし浮かべながら、子供の頃より少し高くなった自販機で甘いコーヒーを飲むためにとったのは130円。

今思えば、賽銭の中は以外と大金が入っていた気がする。20万くらい。

なおもその中で130円を貰う俺は実に良心的。


・・・その結果重い神罰を受ける羽目になってしまった。


その神社に奉っていたものが悪かった。

日本神話で女装だのをしていた神様で、現代にあわせてだんだんといびつな方向に変化していったその力は一人の男を女に変えてしまうことなどたやすかったーーーのだが、先ほどの述べたようにこの神社は廃れていた。

その結果、賽銭に入っていた現金の力(20万)を神力に変換し、どうにか一人の男を女にした。

そう、どうにかである。

神もそのうち懲りたら1週間ぐらいで説いてやろうと思った。

が、現金の力(20万円)は中途半端だったのか拗れに拗れ、一生本埜からだには戻らない、だが正常すぎるまでに女の容姿と機能をたたき込んだのである。


恐るべし現金の力(20万円)。

だが、拗れた結果、それ以上積んでも元には戻らない。

神とて失敗はあるのだ。


めんご、と神はこの時代に変に影響されていたらしく、ラフな謝罪をして消えていった。その際にちょっとだけ美少女補正をましながら。





 その後呆然としたまま帰宅、どうやって帰宅したのかはっきり言って記憶にない。


「こんな時間までなにをしていたの?」


 笑顔で美人、歳道理の外見年齢だが、どこか母性がどうしようもないまでに若々しく思わせている近所でも評判の奥様こと大蔵真子。

 そんな彼女はどこですねてしまったのか分からぬ三人兄弟の次男坊である瀬良を問いただすために玄関先に向かってきたのだろう。


 だが、そこにいたのは若かかりし頃の自分を思わせる少女。

 端的に言って、目つきこそ自分の旦那に似て悪いものだが、不思議とトータルバランスでは美少女と言って相違ない。

 故に頬をゆるめにやにやと世間体的に表には出せない表情を浮かべながら少女に近づいていく。


 長年娘をほしがっていたが、生まれてくるのは男。

 それはそれで大好きな自分の旦那ににていい感じ立ったから何の不満はなかった。 

 だが、どうだろうか目の前の少女は、実に着飾るのが楽しくなりそうな実に自分好みの愛でがいのあるだろう少女。


「とりあえずお母さんとお風呂ね」


 その言葉で自宅に帰ってきたことを自覚する瀬良には時すでに遅く、母にどこにそんな力があるのかと疑うまでにあっさり連れ去られる自分に力の退化を思わされながら風呂へと向かうのであった。




世界観的には、あらすじで描いたような”割といろんな理由でTSしてる人がいるけど何とかなってる人たち”を題材にしてオムニバス形式っぽいようなその都度ノリによって変わっていくような話です。


形式としてはスレッドトークから、その中で会った話題について中の人のその話の中の一端を描いていく、そんな感じの予定ですね。


文章が短いのは主にモチベーションに比例しているのであまり細かいことは気にしないでください。

久々に各上にもともと誤字脱字に定評のある私なのでそっと報告していただけると幸いです。

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