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異世界 ジャジャーン!現実世界へレッツゴー!

「え!それはないですよ!大切なのはお互いの気持ちですよ!」

俺は寿太郎さんに興奮気味にいう。楓さんは美人だしもらいたくないなんて男はいないと思う。が、好きでもないのに結婚するのは戦国時代とかの政略結婚と同じだぞ。

「楓さんはどうなんだ!?」

俺は楓さんのほうを向いて聞く。


「私は優さんと結婚してもかまいませんよ?このバイオハザード中にお互い好きになるでしょうし」


ええ!結婚してもかまいませんよって…...。どうする俺!?


ガアアアアーーーン!

耳に響く音が洋館全体に響きわたる。洋館っていうより屋敷かな?

音がしたほうを見ると、俺たちがいる部屋の窓ガラスが割れていた。そして化け物もいた。

「赤い目の化け物…、くそっ!」

俺は現実世界で手に入れたコンバットナイフを取り出すー取り出そうとしたー

「あれっ!?ない!?」

コンバットナイフがどこにもなかったのだ。今思えば現実世界で手に持っていたのに、異世界へ来た時にはなかった。なんで気づかなかったんだ!


「ウオオォォォォォ…」

化け物は気味が悪い低い声を出しながら、俺に近づいてくる。ターゲットは俺かよ!?だが、楓さんや鈴香ちゃん、寿太郎さんを傷つけるわけにはいかないそう考えると得?

「怖い〜〜!」

鈴香ちゃんが怖がって楓さんに抱きつく。

俺も怖いよ。だが、今そんなこと考える余裕なんてない。


「グエッ!」


俺は不意にも足をひねってこけてしまった。その隙をついて化け物は俺に向かってジャンプして来た。こいつ飛べるのかよ!?逃げ出そうにも足が動かない絶体絶命の大ピーンチ!


「優様これをお使いなされ!」

寿太郎さんが俺に何かを手渡して来た。それは黒くて引き金があってLみたいな形をしているものだった。これって拳銃?なんでそんなものが!こんなもの俺に扱えるわけがない。

「それは実物だが、軽量化、反動を少なくしたものだ、優様なら使いこなせるはずだ!」


とは、言っても…。化け物はどんどん迫ってくる。ええい!どうにでもなれ!


バアアアアーーーン!大きな音がする。俺は化け物に向けて発砲した。俺が撃った弾は化け物の頭に命中、化け物は倒れた。

「フゥ…、、、」

俺は深呼吸をして、息を整えた。音がめちゃくちゃうるさかった、死ぬかと思ったよ。


「大丈夫ですか?優さん!」

楓さんが駆け寄ってくる。

「ハハ…、大丈夫ですよこれぐらい」

俺はたちあがたって見せた。

「そうですか…なら良かった」

楓さんはなぜこんなに心配してくれるのかねえ。俺だったらこんなに心配はしないが。

「優様、現実世界へ戻ってあっちでも化け物を倒してくだされ」

ああ、言われなくてもそうするつもりだ。





「私も一緒に行きます」


そう言ったのは楓さんだった。

「楓さん?危ないですよ楓さんはここに残っていた方がいい」

「いいえ、ここにいても同じです。それに現実世界を見てみたいのです…」

楓さん……

「許可してあげなよ優おじさん…」

鈴香ちゃんまでだ、か、ら!優おじさんはやめろって!

しょうがない。


「わかりました。一緒に行きましょう。だけど、危なくなったらここへ戻ってください」

「はい、わかりました」

「そういうことで寿太郎さん行ってきます。」

「はい、楓をよろしくお願いします」

「頑張ってねー!楓お姉ちゃん!優おじさん!」

だから優おじs(ry

「ついでに、楓との仲も深めてきてください」

フェッ!?一言余計だ寿太郎さん…。俺は俺が異世界へきたスイッチを押した。きた時と同じように核爆弾ぐらいの光を浴びて俺は意識を失った。


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