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現実世界 バイオハザードの始まり

「くそっ!どうしてこうなっちまったんだ!」


 俺は如月きさらぎ ゆう。県内の中学校に通う中学3年生。ただのなんの取り柄もない中学生が今ピンチに陥っている。

 目の前には目が赤く充血して、手に鎌みたいなものを持っている人がいる。そいつが俺を襲ってくるのだ。しかもこいつが襲ってきているのは俺の家の中、俺は部屋に追い詰められているので逃げられそうにない。



 くそう!どうしてこうなってしまったんだ!





 ことの発端は2020年 12/31日。この日は言わなくてもわかる大晦日。俺はこの日を仲のいい友達ー名前は後ほどー と友達の家で過ごしていた。友達は俺含めて6人。俺含めた男子が3人、女子が3人で俺たちはゲームしたりなんだりで過ごしていた。本当ならここで年を開けるつもりだったが…、ある出来事により、自体は一変した。





 パッリーーーーーーーン!!!!

 大きな音がする。音がした方を見ると窓が割れていた。割れたガラスはその辺に散らばってはいた。


「??、何があった?」


 年明けパーティを主催していた友達が窓の方に近寄った。俺はこの時

「おいおい、裸足で割れたガラスの方に近寄るのかよ…」


「てか、お前の家なのにガラスが割れても動揺しないな」


 こう思っていた。嫌な予感は一つも感じていなかった…。




「うわあっ!!!!」


 その友達が声を上げる。

 何事!?と、思いながらその方を見ると、なんと…




 目が赤く充血していて、手に鎌みたいなものを持っている人がそこにいた。

 なんだこいつは!?


 その友達は思わず後ずさりをする。しかし…



 ガアアアーーーーーン!ブシャァアアァァァー!


「!!!!」


 俺は思わず目をつぶった。そいつは手に持っていた鎌で友達の頭を殴ったから。その友達は頭が割れ、中から大量の血が出ていた。割れた頭からは脳が見え友達には悪いが気持ち悪かった。俺の頭も割れたら…と考えるとより気持ち悪かった。




 そいつは今度は俺たちの方に近づいて鎌を振り下ろしてくるもんで俺はとっさに



「みんな!逃げろ!」



 と叫んだ。俺の言葉に一斉に逃げ出す。俺も自分の家に逃げ込もうと思い、友達の家を去る。

 が、ここで最悪なことが起きてしまった。


 そいつは俺についてくる。俺は


「なんでついてくんだよちくしょー!」

 と、怒りながらも俺の 家へ帰っていった。




 そして今に至るわけだ。こいつはなぜか俺についてくる というか俺を殺そうとしている?なら、上等だ。相手になってやるよ。



 俺はそばにあった小さいコンバットナイフを手にとって構えた。

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