表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/150

93

透明な空にどれだけ手を伸ばしても届かなくて、ふと、来た道を振り返ってみると、そこには郷愁と哀愁を混ぜたものが広がっていた。

込み上げそうになる涙を堪え、再び歩き出した。

嫌に鼓動が速くなり、逃げるように走った。

頬に触れる空気も、注がれる日の光も、何もかもが私を捕らえて離さない。

『今』から逃れられない私は『未来』に進めるのだろうか?

『過去』に引きずり込まれそうな私は、ちゃんと『今』を生きているのだろうか?

私を取り巻く全てが、私に焦燥感を抱かせる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ