表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/131

87

いつもは明るく輝かんばかりの笑顔を湛えるあの子でさえも、この暑さには俯いてしまっている。

鮮やかで元気の良さそうな黄色ですら悲しげに下を向いている。

いつもなら、太陽を見上げて満面の笑みを見せているというのに……。

暑ささえも味方にするほどの君さえも、この暑さには耐えられないのだろう。この暑さは地獄の暑さなのやもしれない。

朝に顔を綻ばせるあの子も、微笑む気力もない程にぐったりしていた。

誰でもいいから、早くこの暑さを終わらせてはくれぬものか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ