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最初は真っ白。次第に色付いていく。

貴女は綺麗な赤色。

貴方は綺麗な青色。

貴女は可愛らしい黄色。

貴女は格好いい緑色。

じゃあ、私は?

私は醜い色がだんだんと広がって、染め上げて黒くなる。

嗚呼、汚れていない時には戻れない。

一度こびり付いてしまった汚れはもう落とせない。

穢れのない白は疎ましい。純粋な色は羨ましい。嗚呼、妬ましい。

何故私だけこんなに汚れたの?

嗚呼、みんなみんな同じように真っ黒に染まってしまえばいいのに。

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