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薄紅色の装いの山からは笑い声が聞こえそうだ。

冷たく閉ざされた冬が明け、温かな春を迎えられた事を喜ぶ人々が宴をしているようだ。

きっと河原に行けば、黄色く彩られているんだろう。

そこにもきっと、喜びの笑顔を浮かべた人達がいるのだろう。


鮮やかな花びらたちが舞う。

全てから解放されたように花びらたちは、どこへなりとも向かうのだろう。

それを見送る私は、今日もまたどこにも行く事はできないのだろう。

いつになれば、私にも春が訪れるのだろうか。

今日も私は、春が私を迎えに来てくれる事を待っている。

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