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お恨み申し上げますぞ、我が主。

どうして貴方様は、私奴に生きろと命じたのですか?

貴方様を守る為の盾として、戦う為の剣として生きていたというのに、何故、最期まで共にはいさせてくださらなかったのですか?

この命は貴方様の為に使うのだと誓ったというのに、何故、貴方様を守る為に使わせてくださらなかったのですか?

何故、生きろと言って、私奴を突き放したのですか?

たとえ、この命が尽きようとも、貴方様を守れたのならば本望であったというのに、私奴から生きる理由を奪っておきながら、生きよと言うなど、何故そのような非道な事ができましょう。

私奴は最期の時まで貴方様を忘れず、お恨み申し上げましょうぞ。

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