63/150
63
ごうごうと音を立てて火が燃える。
何もかもが焼き尽くされたら灰すら残らないかもしれない。
それでも構わないから火を絶やさぬように燃やし続けた。
大きく燃える火は全ての命を燃やしたような色をしていた。
全てを糧にして燃え続ければいい。
大きな音を立てながら燃え続ければいい。
決して尽きぬように。決して小さくならないように。決して消されぬように。燃やし続けなければ。
決して輝きを失うな。
それは私の命の灯なのだから。
ごうごうと音を立てて火が燃える。
何もかもが焼き尽くされたら灰すら残らないかもしれない。
それでも構わないから火を絶やさぬように燃やし続けた。
大きく燃える火は全ての命を燃やしたような色をしていた。
全てを糧にして燃え続ければいい。
大きな音を立てながら燃え続ければいい。
決して尽きぬように。決して小さくならないように。決して消されぬように。燃やし続けなければ。
決して輝きを失うな。
それは私の命の灯なのだから。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。