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紅く彩られた眦はあまりにも妖艶で、ボクの感情を揺さぶった。

神に奉げる舞を舞う為の君にこんな事を思うのはあまりにも俗世的で、下劣なのだろう。

神聖なはずなのに、あまりに官能的に思えて、劣情を抱いてしまう。

神に仕える身にあるべきではない感情なのだろう。

だからこそ、秘めねば。

目を閉じ、感情を閉じ、何事もないかのように振舞わなければ。

今求められているのは、ただ神の怒りを鎮め、全てに平穏をもたらす事だけだ。

そこにボクの感情は必要ない。

役目は、果たさねば。

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