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ふわりふわりと真っ白な羽根が降ってきた。

空を見上げても何もいない。

どこからともなく現れたそれはきっと天使の羽根。

そっと手で包み、大事に持って帰った。

誰にも渡さない。これは私の大事な大事な宝物。

誰にも触れる事は許さない。

大事なものは鍵を掛けて仕舞わなきゃ。

盗られないように、そっとその存在を隠すように、私だけが知る場所に仕舞っておこう。

偶に開いてそっと眺めるだけでいい。存在を確認するのは私だけでいい。

だから、誰もそれに触れる事はおろか、見る事も許さない。

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