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カランカランと音を立て、氷が液体の中で転がる。

太陽の光を浴びてセピア色に煌めくその液体はとても魅力的だ。

そこに真っ白なミルクを注いでいく。

氷を伝いながらジワリと広がっていく様は、少し背徳的で、魅惑的だ。

汗を掻くグラスに魅惑的な飲み物。

ミルクを入れずとも、涼やかで美味しいが、ミルクを入れる事でまろやかになる。

それを口に含む度に、これは夏の贅沢だと思える。

秋の風が吹き始めてもまだまだ暑い今はきっとまだ夏だ。

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