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ふわふわで可愛い砂糖菓子。

滑らかで甘い香りのする生クリーム。

少しだけ甘酸っぱいベリー。

どれも私にとってはキラキラし過ぎていて、似合わない。

だから私はいつもブラックコーヒーに、甘さの欠片もない物だけを外で食べる。

その姿を見た人は皆、「イメージ通りだ」と言う。

どうやら、人から見ると私には甘くない物が似合うらしい。

だからだろうか、手土産とかの菓子を私に渡すのをみんなが躊躇うのは。

本当に好きなものを好きとは言えない。

今日も私は一人で誰からも見えないように隠れて、泣きながら甘い物を食べる。

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