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夢が降る。

それは花弁のようで、雪のようで、とても儚くて、とても綺麗なの。


涙が零れる。

それは宝石のようで、虹の欠片のようで、キラキラと輝いていて、とても綺麗なの。


それなのに、どうして私のはこんなに汚いの?

ドロドロして、醜くて、汚い。


ああ、いいな。いいなぁ。いいなぁ。


私もみんなと一緒がよかったなぁ。




大多数と『同じ』になれなかった私は、どうしてこんなに汚いのだろう……。

羨ましがりの私を、私は今日も嫌う。

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