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うちの母は昔から化粧というものをしない人だった。

必要に駆られてする化粧は口紅とファンデーションくらいで、それもあまり似合っておらず、浮いている感じがした。

それを見て育ったからか、ボクはあまり化粧というものを好きだと思えなかった。

他人の化粧を見ても興味は湧かなかった。それどころか、濃い化粧には苦手意識しかなかった。

それなのに、君を見た瞬間に綺麗だと思った。

透明感のある肌、紅く惹きつけられる唇、長く伸びた睫毛、シャープに引かれた眉。

どれもこれも化粧で引き立てられていて、とても綺麗だった。

それが、ボクが君に憧れた瞬間だった。


ボクも君みたいになれますか?

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