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放っといて、放っといて。

そうやって何度も言い続けた。

それはきっと、人と関わると碌な事がないから。

だから、真っ直ぐな目で『大丈夫』と言いながら手を差し伸べてくるあんたが嫌で嫌でたまらなかった。

どうせ助けられないくせに。そう言いたかった。

けど、あまりにも真っ直ぐで、嘘のないその目で話しかけてくるものだから、思わず口から零れそうになる。

「助けてよ」って。

誰にも期待も希望も抱いてこなかったのに、あんたの所為だ。だったら、助けてよ。

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