表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
127/150

127

彼女は、なよ竹のかぐやと呼ばれていた。

その長い黒髪は闇夜を思わせ、その白い肌は空に浮かぶ月のように美しかった。

美人は三日で飽きるなんて言葉を聞いた事があるが、そんなの嘘っぱちだ。

幸運にも隣の席になってから、毎日のように眺めているが、全く飽きそうにない。

なよ竹のかぐや、君は何を望むのだろう?

仏の御石の鉢? 蓬莱の玉の枝? 火鼠の皮衣? 竜の首の珠? 燕の子安貝?

どれも、手に入れられそうにないんだ。

それでも、君を振り向かせる方法はあるだろうか?

どうか教えて欲しい、美しい君と寄り添える方法を。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ