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桜が舞う。夢が散る。

綻んだのは花でも、顔でもなく、紡いでいたはずの夢。

どうして、どうして?

ああ、こんなはずではなかったのに、もう戻し方も分からない。

崩れていく、壊れていく。

全てが手から零れていく。

綻びはもう直せない。

花は、咲く前には戻らない。

そう、戻らないの。なら、進むしかないの。

ああ、怖ろしい、恐ろしい。

足元が揺らいで崩れそう。

それでも、前に進むしか道はない。

後ろは振り向けない。振り向いてはいけない。

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