表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
120/130

120

私のよりずっと大きな手が私の頭に触れている。

温かくて、優しくて、ずっとこの時間に触れていたくなる。

けど、そんな甘えはきっと許されない。

眠ったふりをし続ければ、貴方はずっと私の頭を撫でてくれるでしょう?

普段、甘える事が許されない私が唯一甘えられる時間を奪わないで。

そう願うけれど、そんな願いは一瞬で奪われてしまう。

現実は甘くない。

私がそっと目を開けると、貴方は何もなかったかのように私から離れてしまう。

ああ、私の愛おしくて、憎い人。一生、呪いのように言葉を吐いてあげるわ。「愛してる(側にいなさい)」と。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ