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しんしんと降り積もった雪はあまりにも真っ白で、何者にも汚されていなくって、怖い程に美しかった。

だからこそ、新雪に足を踏み入れたくなるのだろう。その怖ろしさを少しでも和らげる為に。

深く積もった雪は、足を進める事さえも恐ろしくさせてしまう。

踏み入った先に本当に地面はあるのだろうか?

もしかしたら、薄氷の上に積もっているだけかもしれない。そんなところに踏み入ってしまったら、冷たい水に溺れて儚くなる事だろう。

人間はどれだけ知識を得ても、自然には敵わない。

それを目の当たりにさせるのは、静かで美しい雪なのかもしれない。

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