言葉の吐き溜め

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寒い冬は猫でなくとも、こたつで丸くなりたくなる。

しんしんと雪が降るのを眺めながら、温かなミルクでほっと一息ついた。

余計な音なんてないこの場所で、たった一人で静かに冬を越す。

静寂を愛するこの季節は、騒音なんて似合わない。

音はただただ冬に吞み込まれていく。

そんな静かな冬にまどろんでいく。

人工的な温かさは私を包み込む。ああ、なんて贅沢なのだろう。

離れる事の出来ない幸せに、身を委ね、そっと瞼を閉じていく。