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花の蜜のようにほのかな甘さの毒を指に垂らし、差し出すと、あなたは何の躊躇いもなく口に含むでしょう?

その毒にその身を悶えさせる事になろうとも、苦痛がどれだけ襲おうとも、あなたは私が差し出したものを捨てる事も、拒絶する事も出来ないものね。

戦場では、不死身と称されるあなたも、私の前では無力だものね。

ああ、愛おしい人。

私の為だけに苦しんで、悲しんで、絶望して頂戴?

それでも、私は一生あなたを放してあげないわ。

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