表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/130

107

風の唸り声が聞こえると、体が勝手に震えてしまう。

あの寒く、恐ろしい嵐を思い出してしまう。

あなたは覚えているかしら?

多くを奪ったあの激しく、強く、悍ましいあの嵐を。

どれだけの犠牲を払ったのかしら?

今だって救いを求める程のものだというのに、どうして平然としていられるのかしら?

もう、奪われるなんてまっぴらだし、あの悪夢は見たくない。

それでも強くない私はあの日の事を何度も夢に見るの。

長い長いあの悪夢からは未だに覚めていない。

だから、どうか私を目覚めさせて。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ