1歳までの修行④
両親は偉大ですね。
続きです。
ステータスの把握も出来たし、今日から魔法の特訓でもしますか!もちろん今までの基礎練も継続するけどね!
そいえば【鑑定】レベルが上がったことで、父母は分からないけど、ウルトのステータスが分かるようになっていた。
さて。今はというと。3ヶ月ぶりの外出中である。今度は父の背中にウルトが、母の背中に俺が負ぶわれてる状態だ。どうしても散歩したいと父がしつこく言うので、母が一緒ならという条件で許可していた。部屋越しに聞いちゃいました。
懐かしいな。最初に外出した時は転生直後で、マジで何もわからんかった。でも今は違う。前よりかは多少この世界に慣れてきた。
3ヶ月経ってもこの雪化粧された山は変わらず、にも関わらず寒くないのは、母の魔力で包まれてるからだろう。すごく濃密で優しい感じだ。転生直後なら感知出来なかった。
外出てからずっと久しぶりに【鑑定】を使いまくっている。ほら、ずっと家にいたし、同じ物を何回も【鑑定】する気にならないじゃん?
『ユニークスキル【鑑定】がLv4→Lv5に上がりました』
お、アナウンスきたーー!!!
【鑑定】が久々に上がりました。
最近2つの事に気付いた。
・普通のスキルとユニークスキルだと前者の方がレベルが上がりやすい。上位互換ってやつね。
・レベルアップ速度がレベルが上がる程遅くなる。特にLv5以降のレベルアップ時なんてめちゃめちゃかかる。5の倍数毎に必要経験値が変わるのかなぁ?
どん!!!!どん!!!!どん!!!!
「リズ!そろそろ蜥蜴狩りの時間だぞー」
この地響き、このプレッシャー。今まで温室な日本と素朴な家にいたら経験しないものだ。でもなんだろう、不思議と恐怖を感じない。ちなみに今俺は【魔力操作】で魔力を極薄して雪山中に広げ、父の言う蜥蜴を感知している。3匹いるぞ!しかも全長30mはあるぞ!大丈夫か!?
明らかに翼の無いドラゴンなのだが・・・。
だから蜥蜴か・・・。なんか共感出来きてしまった。
「ルーク!ウルトちゃんの事落としたら分かってるわよね、魔力操作私より苦手なんだから気をつけなさいよ!」
頼むから低いトーンで言わないでくれ。
プルプルプル。
「かしこまりました!」
父も何故か敬語で返す。
「一体は残しておいてよ!」
「りょ!」
母はまさかのノリノリであった。怖い怖い。後で知ったのだが、父の言う「散歩」とは蜥蜴狩りらしい・・・。母も久しぶりの散歩(狩り)なので、ストレス発散する気満々であった。
数分後、遂に時は来る。
「じゃあお先に行ってくるわ!」
父が爆音と共に蜥蜴に接近し普通に殴ろうとする。流石に気付いた蜥蜴も尻尾で反撃した。
ドッカン!!!!!
いやいやいや、衝撃波よ。半端ないって。まぁ俺もウルトも泣いてないけど。ウルトは父の背中で楽しそうだし・・・。
あれは「愾」だね。先程から「愾」を纏った体で蜥蜴と殴り合っている。2人とも楽しそうだね。うん。
「あたしもストレス発散しちゃおっかなー、よしっ!」
母も楽しそうだ。怖い怖い。母は右腕をもう一匹の蜥蜴に向け、高密度の魔力を纏った。急に視界が変わりその蜥蜴の上に瞬間移動。そのまま殴る。
ん?殴る!?!?今左で殴ったよな?「愾」纏ってたのかな?てか魔法は???
すると蜥蜴は勢いよく地面に叩きつけられバウンドし、魔力纏いの右手で再度殴った。そしてあっさりと絶命。
魔法は!?!?!?
折角魔法が見れると思ったのに〜(泣)。
ってか2人とも強くね!?【鑑定Lv5】でもまだ鑑定出来ぬ・・・。ちなみに蜥蜴は鑑定出来た。
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名 前:なし
性 別:なし
年 齢:不明
種 族:亜竜族
職 業:なし
状 態:
適正属性:土
ユニーク属性:樹
〈基礎能力値〉
レベル:128
体 力:5,940
筋 力:3,090
防御力:1,960
素早さ:1,100
魔 力:500/500
愾 :0/0
器 用:50
運 :10
称 号:なし
加 護:なし
スキル:
【テイルバーストLv4】
【ストーンアタックLv2】
ユニークスキル:【アースクエイクLv2】
スペシャル:なし
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引くほど強過ぎるんですけどーーっ!!!!
それを圧倒する父母ってやばくね?今の俺だと一発KOですね・・・。明日から一層頑張ります。
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