47話 また一緒に
いやー書きましたよ!
頑張って書きます!
俺とマイ、ライにナナとヨクは卒業した。
そのあとまた明日会おうといって別れて家に帰り、寝た。
朝
窓からきれいな光が差しこむ。
まるで神が降りてきたかのように。
本当にきれいな光だった。鳥の鳴き声も聞こえる。
その光と鳥の鳴き声で俺は起こされた。
あ、朝か。マイたちに会う時間は聞いてないな。
まあいいか、位置把握を使ったりしたらいいか。
朝ご飯を作ってとりあえず家から出よう。
俺は毎朝恒例のパンを焼いて、食べた後、
最低限の準備だけをして家から出た。
家に出て少し深呼吸をして立っていた。
すると目の前に魔法陣が出てきて、魔法陣からドアが出てきた。
そのドアが開かれて、明るい光が差し込んできて、
光のまぶしさで目を閉じて少し待った。
ドアからの光がなくなったときに俺は目を開けた。
目の前に見えたのは、ヨクだった。
「おはようございます、もう外に出ていたんですね」
「ああ、で、なんで俺のところに?」
「連れていくため以外、なくないですか?」
連れていく?
俺は何で連れて行かれるんだよ……
それにどこに連れて行かれるんだ?
「何困った顔をしているんですか?まあ無理ないですね、もうみんな集まってますよ」
「みんな?」
そう聞くとヨクはうなずき、
魔法陣を出してまたドアを出した。
ヨクはそのドアを開けて早く来いと言われ、
俺は少し理解ができなかったがヨクに言われた通り、ドアに入った。
入るとギルドにつながっていた。
転移魔法だったのか。
いや、前にもヨクはワープを使ってたな。
ギルドにちょっとした休憩室があり、
休憩室にテーブルとイスがあり、そのイスに座っている人がいた。
3人、どこか見たことがある顔。
「おっすアキ!」
「遅い!アキ君!」
「別に遅くはないと思いますよ?」
「ライ、ナナにマイじゃないか!」
マイたちは笑って俺に言った。
俺はなぜギルドに来ているのか、
なぜ俺を呼んだのかを聞いてみた。
するとマイが率先して言ってくれた。
「当たり前ですよ!もう仲間ですよ?それに私の彼女……ですよね!?
だったら余計来ます、一緒に行きます、私は彼女として、他は仲間としてきました」
このことを言ってもらったときに、
あの恐怖が頭によぎった。テンセイシャによって殺されて、
3人の仲間が今いないこと。
この言葉はいろんな人だったら喜ぶ場面だ。
けれど俺は違う。いや、あんなことなかったら全然喜んでただろう。
喜べない、修学旅行のときもかなり不安に思ったくらいだ。
もう、もう嫌なんだ!俺だけ傷ついていい!俺だけで!
なにか心の奥にあったものが一気にこみあげてきて、
そのまま口に出てきた。
「お前たちを死なせたくない、もう嫌なんだ!つらい!しんどい!」
マイは立ち上がって口を開くが何も言わなかった。
そのまま俺の言うことをずっとみんなが聞いた。
「俺が持っている能力に結局頼っている!頼ってばかりなんだ!」
俺は少し泣いていた。
いや、少しじゃない、大粒の涙がどんどん流れだしている。
「もう、本当に!あんな苦しそうな人を見るのは、嫌なんだ!!」
ずっと泣きながら思っていることを吐き出した。
なにが良い選択肢なのか、なにが良いのか、
心の中はだんだん曇りだし、暗くなった。
俺はだんだん怒り狂ったかのように吐き出し始めた。
「だめなんだ!!俺は何をすればいいのか分からない!!
何もだ!!くそかよ本当に!死んだらもう前の記憶なんてなければよかった!
だったらマイたちに見せる姿は絶対にかっこよかっただろうな!」
するとマイは口をまた開き言い始めた。
「アキ君は、苦しそうな人を見たんですか?」
そう聞かれた。
その言葉で脳が制御できなくなったかのように、
俺の口から言った。
「どうせマイは分からないだろうな!どうせ!
何も知らないのに簡単に聞くな!!」
マイは黙り込んだ。
みんな下を向いて黙り込んだ。
こうやって怒りと心にあるものをたたきつけているから仲間がいなくなるんだろうな。
はあ、どうせ1人。もともと俺は引きこもりだからいいんだけど…。
「もういいさ、傷つくのは俺、マイたちじゃない」
するとマイが上を向いて言い始めた。
「アキ君がどれほどつらいことを見たのかわからない!
けれど私たちも覚悟のうえで来たんです!!」
マイが言うとライやナナ、ヨクも立ち上がって上を向き、
それぞれ言い始めた。
「ああ、覚悟がないとここにはいない」
「そうです……」
「僕の強さを知っていますよね?」
何言ってるんだよ……
覚悟がないと来ない?俺は傷つく姿を見たくないって言ってるんだよ。
強かったとしてもテンセイシャに殺されてしまう。
レナやユリ、ショウとあとルイ。
ルイはまだ倒せていなかったほど強かった相手だ。
でも強化されたオークでやられた。俺を守るために。
少し落ち着いたのか怒りは収まっていた。
「ごめん、でも傷ついている姿を見るのは嫌なんだ。
ヨクよりも圧倒的に強いやつもいた、でも死んだ、いや俺を守るために殺された」
「…………」
またみんなは黙り込んだ。
けれどマイだけは目をしっかり開き口を開いた。
「なんであなたを守ったと思いますか?」
なんで言うんだよ!!
簡単に聞いてくるな!
自分の手を強く握りしめて言った。
「知るわけないだろ!逆にお前は答えを知っているのか!?」
「知っています」
俺が聞いた瞬間に答えた。
「知っています」を信じれなかった。
「なんで知っているんだよ!お前は死んだ仲間なのか!?違うだろ!!」
いくらなんでも知っているわけがない。
俺が殺してしまったんだ。
自分は強いと言って能力に頼る、
そんなもんなんだ、そんなやつなんだ。
「たぶんその人はたくましいアキ君を信じたからだと思いますよ?」
なんにもたくましくない。
全く、ひとかけらもない。
「違う……違う!!」
「私でもそうします、絶対に」
ダメなんだよ!
どうして自分から死にに行くことをするんだ……
「なんで!簡単に命を捨てるんだよ!」
するとマイは迷わず言った。
「簡単なわけないですよ、死ぬのは怖いです、簡単に捨てたくないです」
「じゃあなんで!」
当たり前だ!
なんで会って何か月かの人のために捨てるのか、
理解が全くできない。
マイは涙を流しながら言った。
「信じているから」
マイの姿、その言葉には何か力があった。
その力はとても暖かかった。
「私も信じています、好きですから、彼女ですから、アキ君のために使わせてください」
泣いてマイは抱き着いてきた。
マイの手から優しさがあふれ出ていた。
ライやナナ、ヨクもマイの気持ちを聞いたらしく、
言われた言葉にうたれ、一緒に来たらしい。
「分かった」
「嬉しい、アキ君」
マイは続けて言った。
「たとえ私がどんな臆病でも、弱くても、信じているんです、
だから、一緒に、また、一緒に!戦いましょう!1人よりも2人、2人よりも3人です!
この世界を平和で楽しい世界にしましょう!」
マイは優しく微笑み、手を握って言ってくれた。
そうか、俺が思っている以上に信じて戦ってくれようとしてくれているんだな。
恐怖、トラウマから逃げていたかもしれない。
いや逃げた。でも決めた。
死なせない、その気持ちは絶対。
目的はこの世界を平和で楽しくするためにテンセイシャを倒す。
「また一緒に戦おうぜ!みんな!」
みんな一緒に言った。
「また一緒に!!」
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