表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したゲームオタクが本気の異世界攻略  作者: 風大
第一章 転生したゲームオタクの層攻略
3/82

03話 ボスのダンジョンへ

頑張って書いていい作品を作ります!


 今、女剣士のレナに剣の使い方を教えてもらっている。

 すごく難しい…ものかと思っていたが…コマンドの能力と同じようなもので…

 スキルと言って技を言えばすぐにできる。


「スキル!ダブルスラッシュ!」


「わ!!負けちゃった!」


 俺はゲームをしていたから、すぐに使うことができた…。

 そして、レナに2戦目で勝つことができた。


 ゲームでちょっと剣使って優勝したことがあるからよかった。

 まあ、あとはちょっとコマンドを使うだけでどんな相手でも勝てそうだ…。

 試しにダンジョンやボス的なところに行ってくるか…けど、場所が分からない…。そうだ!レナに聞くか!


「あのさレナ!ボスダンジョンとかないか?」


 そう聞くと少し考えて言った。


「あるけど…まだ攻略ができていないところだけど?」


「攻略?なんだ?」


 攻略って……この世界にもゲームクリアみたいなものがあるのか?

 そうなら攻略グループとか魔王とかいそうだな…。

 ていうか俺、勇者だったわ…。


「えーっとね…国王軍っていうダンジョン攻略組がいるんだ」


 国王軍か…ダンジョン攻略組……関わりたくないなー。それにこの世界に国があるのか…数が多そうだな。


「それで?」


「最強と呼ばれている、テンセイシャっていう人を倒しに、層のボスを倒して、50層まで行く。それを攻略って言うんだ」


 50層、ボスか……ゲームだー!!それにテンセイシャ、俺と一緒のやつってことか?そしてそいつを倒しに行くのか…。


「そのテンセイシャは何をしたんだ?」


「えっと…その…詳しくは知らないんだけど、この世界にモンスターやボスを出したとか…」


 俺のできないことまでできるな…たぶん。だが、俺の能力はこの世界にない能力はコマンド。相手は、モンスターの召喚か…他にも何かありそうで怖いな。慎重に探るか。


「ありがとうレナ!これからボスのダンジョンに行くよ!場所だけ教えてくれないか?」


「本当に行く気?場所は…ここから北にずっと行ったら洞窟があって、そこにダンジョンはあるけど…強いよ?本当に…」


「別に余裕だ!だが…レナ?俺のパーティーに入ってくれないか?」


 こいつは、怖いと思っているだけで剣の腕はなかなかのものだったからな…

 怖いという思いをなくせばすごくいいからな!


「わ……私は…役に立つか分からないよ?」


「役に立つから!な?だからパーティーに入ってくれ!」


「あ…ありがとうございます!!すごくうれしい!なんか好きになりそう・・・」


「あははは……な、なあ、パーティーをつくる方法は?」


「ギルドでパーティーのリーダーをつくって、リーダーから仲間にしたい人に申請をしたらすぐにできるよ!」


 俺はすぐに設定をした。

 申請の仕方はギルドに行って、申請書をもらってするのだが、俺はコマンドで申請書を出してその場でパーティーを作った。けれど少し問題が…


「名前、どうしよう・・・」


 前の名前を使うのもなー…なんか嫌だし……でも…思いつかない。

 うーん…青木の「お」をとって…アキ!


「そういえばレナ!俺の名前を教えるよ!俺はアキだ!」


「アキ!よろしくね!」


 そうとなれば…


「よし!いくぞレナ!ボスを倒しに!」


「分かった!!」


 俺たちは戦う準備をしてすぐにダンジョンへ向かった。



 ダンジョンに向かっている途中、スライムが出てきた。

 スライムの上にまた体力が表示されているのが見え、少しだけ倒し方を考えた。


 どう倒そうかな……めんどくさいし、これは適当に倒すか…


「システムコマンド!スピードアンド攻撃力アンド魔力アップ!」


「スキル!アイススラッシュ!」


 スライムに対してひどいかな?

 まあ…練習相手だし…。


 俺がスキルを使ってスライムに剣を振ると、スライムの体は凍ってしまい、動かなくなった。

 スライムの体力は少しずつ減っていた。

 次に凍ったスライムに魔法を撃とうと、手を前に出してそこから魔法陣を出した。


「マジックコマンド!ファイヤークラッシュ!」


 そう言うと、魔法陣から火が出てきて、凍っていたスライムに直撃。

 スライムごと溶けていった。その上を見ると体力は0。


 俺は魔法を撃ちまくっていることに、レナにあきれた顔で言われた。


「あのーアキ?スライムに対してそれはなくない?」


 ……レナの言うとおりだ……


 俺はしょんぼりとして。


「それもそうだな…」


 と言って前に進んだ。


 …もうボスのところに着くところかな。

 ちょっとは練習しないと…一応、転生したばかりだし…。

 そうえば、このコマンド味方に効果を与えれるのかな…。


「システムコマンド!えーっと…味方にスピードアップ!」


「アキ!何を言って……え?スピードが…上がった!?」


 これは!!すごい便利だな!

 これなら一瞬で……


「よし!!レナ!スピードが上がったはず!すぐにダンジョンに行くぞ!」


「分かった!すぐ行こう!」


 俺たちはダンジョンに向かって走り抜けた。


 レナはもう怖くないのかな?やる気に満ち溢れた顔をしてるし……

 ま、まあ、それならそれでいいんだが…



≪ダンジョン前≫


 ダンジョン前までこれた。

 ここからモンスターも強いだろうな…


 すると奥から足音が聞こえてきた。


 お!?さっそく現れたな!


 現れたのは普通のゴブリンにしてはでかいモンスターだった。


 ゴブリンの中ボスかな?こんなもんだったら…


「ねぇ、アキ!これ私にやらせて!」


 少し怒り気味で俺に言ってきた。


 えーっと、なんで怒っているんだろうか。

 まあいいか、援護してやるか。


「お、おう!じゃあ援護してやる!システムコマンド!味方に防御力アップ!」


「アキ!ありがとう!スキル!連続斬り!」


 レナはゴブリンが持っていたこん棒に当たってもびくともせず、

 ゴブリンの首をレナは斬って、ゴブリンの中ボスを倒した。


 お!やっぱり仲間にして良かったな!

 こりゃあスゲー!!だが…


「あとは俺に任せてくれ!レナ!」


 レナは心配そうな顔で俺に言った。


「え?でも…」


 ちょっとは男として良いところを見せないと……

 あーオタクであった俺がこんなことを言える日が来るなんて!

 ゲームに語り掛けておいて正解だった!


「……言っただろ?余裕だ!」


 するとレナの不安がなくなったようで、

 笑顔で。


「……分かったよ!頑張ってね!見てるから!」


 と言って手でグッジョブとしてくれた。


「ああ!分かった!それだけで全然助かるよ!!」


 これからダンジョン内の敵を一気に倒すつもりで行くか!

 よーし!!頑張ろっと!!


何かあればコメントを!!

評価も忘れずに!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] この世界には主人公以外にも敵側ポジションで 転生者がいるのか……主人公が勇者だから 敵側はやっぱり魔王かな? これからゆっくりと読み進めていこうと思います!
[良い点] 話が進むテンポが早く、飽きることなく読み進められました。 [気になる点] ダンジョンにいる転生者とは何者なのか気になります。 [一言] アキがチートなスキルを使って無双していくのが楽しみで…
[良い点] テンポよく話が進んでいて、次の話でどうなるのかが気になるような作り方をしていると思います。 [気になる点] 所々、誤字か脱字かと思われるような表現があります。公開される前に推敲をするともっ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ