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転生したゲームオタクが本気の異世界攻略  作者: 風大
第一章 転生したゲームオタクの層攻略
23/82

23話 全部の別れ

どう書いていこうかな……

 俺たちは次の場所に向かっていた。そのとき、またあのワープ商人の姿。俺は、無視をしてすぐに帰ろうとした……が。


「ちょっと!待って!話は聞いていこうよ!」


 そう言われて前をふさいでくる。魔法を使って吹き飛ばそうとしたが話だけは聞くことにした。


 あーあ、めんどくさすぎる……こいつは興味あるけどこんなやつを相手するよりも早く攻略したほうがマシだ…でもどうせずっとついてくるからな…


「分かった、それで?なんだ話は」


 そう聞くと笑って答えた。


「だから、ワープをしてみない?攻略中に仲間が死んでしまったりでもしたらどうする?」


 俺は黙り込んでしまった。


1人死なせてしまっている…

 ルイだ……

 あいつは俺のことを助けようとして死んでしまった。まだあのことはトラウマになってる。それに他の誰かが殺されてしまう夢を見てしまうほど……あのことがトラウマだ……


 俺はこいつの言っている話に乗ってみることにした。


「分かった、やってみてくれ」


 そういうとワープ商人は「分かりました」と言い、ワープの準備を始める。俺たちはすぐにアイテムを持っていく準備を始め、ユリが魔法で全員を回復させた。


「ありがとう!ユリ!頑張ろうな48層!」


「はい!アキさんがいるので!ずっと一緒です!」


 ユリはそう言ってくれた。


 ずっと一緒、か……転生前は人はいいやつなんていない、いても俺をどうせ見捨てる。そう思っていた。けれど転生をして自分が本気を出してからはどうだろうか…

 最初はレナ、パーティーに入る前は怖がりで、けど剣の腕はある、だったのに今は最強スタミナで剣の腕は良くなっていき怖がりもなくなった。

 次はユリ、最初はチート回復で俺の命を何度救ったことか…それになぜか俺にずっとついてきて、「恋の1ステージ目に…」とか言ってたな…

 それで最後はショウ、あいつの修理しているところを見たことはないが今度見てみよう。あいつ動きは速すぎるし、いきなりレナに一目惚れするし…あんなやつが鍛冶人とは思えないよな……


――――みんながいてくれてうれしかった――――


「ワープの準備が終わったよ!」


 そうワープ商人が言った。


「みんな!行くぞー!」


「おーーー!」


 俺たちはそう言ってワープホールの中に入った。その中は真っ暗。何も見えない。俺はみんなを呼んだがいない…


「おーーーい!」


 いくら呼んでもいなかった。呼ぶのが疲れてきたとき声が聞こえた、その声が、あのワープ商人だった。そいつは笑いながら言う。


「あははは!馬鹿だね!本当に馬鹿だ!」


 そいつが笑っていることにすごくむかついた。何でこういう状況になっているのかをすぐに考えた。


 なんであいつは笑っている?48層までっていうのは嘘ってことか?そんな馬鹿な…じゃあみんなはどこに行ったんだよ!?


 俺はすぐにあいつに聞いた。


「おい!みんなはどうした!ここはどこなんだよ!」


 あのワープ商人はまた笑いだして言った。「いない!」と……俺はそのいないを聞いた瞬間目の前に血が見えた。その血はどんどん前に続いている。俺はその血を追っていくと、そこには人の姿。その人の姿が誰か、すぐに分かった。


「おい……レナ、ユリ、ショウ、何があったんだよ…」


 俺はそのまま倒れる。何でこうなっているのか状況がまだ分かっていなかった。


 なんで死んでるんだよ……どうしてだよ、あんなにも楽しく頑張って攻略してきたあいつたちがあんなに強いチート能力を持っている3人がなんで……

 どうしてなんだ!!


 俺はずっと立っていた。ずっとみんなのことを見ていた、死んでいる仲間たちを……


 いつの間にかずっと同じ言葉を言っていた。「なんで、なんで、なんで、なんで、」と……そのときワープ商人は言い始める。


「私の名前はもう知っている!この世界で誰もが知っているテンセイシャだ!じゃあな!勇者さん!」


 そう言われて急に剣が上からものすごい数が降ってきた。それでも俺は、「なんで、なんで」と言いながら立っていた。そのとき死んでいると思っていたユリが。


「逃げ……て…アキ……さん、マジック、ワープ」


 と言った。ユリの魔法でワープする直前にユリは口を開いて口パクで言った、「大好きです」と……俺は我に返ってワープしていった。


 ワープするとどこか懐かしい場所だった。最初に転生してきたあの野原……その光景をずっと見ていると買い物したものを持って帰っている少女が、俺のほうに近づいてきて言った。


「お兄さん、なんで泣いているの?」


 そう言われて鏡を渡された。俺は鏡を見るといわれた通り泣いている。その少女に大丈夫!と言ってお礼をした。少女は安心したのかこちらを1回向いて微笑み、帰って行った。


 俺は少女に手を振って見えなくなった瞬間俺は倒れてしまい、泣きまくった。レナ、ユリ、ショウ、ごめん……とずっと言いながら。


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― 新着の感想 ―
[良い点] テンポが良くて読みやすい。 [一言] 読ませていただきました! サクサク進むので読んでいて面白いです。 続きも期待しています!
[良い点] 上げてから落とす展開は王道ではありますが、続きを気にならせる手法としては効果的ですね。 続きも読みたいと思います。 [一言] 更新作業、頑張ってください!
2020/08/01 13:00 退会済み
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