01話 転生
異世界系を書いてみました!!
書いてみると面白くなってきた!
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≪8月23日≫
これは完結した作品です。
連載している作品は他にも1つあるのでよろしくお願いします!!見てください!!
俺の名前は、青木 恭太という引きこもりゲームオタク。
俺は彼女もいない26歳独身。
一応社会人だが一週間に1~2回行くか行かないかくらいのペース。
会社に行かない時間はひたすらゲーム。
ゲームは、毎回本気でする。興味を持ったゲームは、世界で1~3位と同じほどの速さでレベルのカンスト。
武器なども最高ランクの武器をそろえるのも、世界で1~3位。もちろん全クリもトップ1~3位。
お金は、親が会社の社長でいくらでも入ってくる。おかげでずっとボッチでゲームをするだけだったが、金持ちではあった。
今も朝から最近はまっているダンジョン攻略のゲームをしている。ちなみに買って1日目でレベルのカンストまで、あと二レベルほど。
「あとちょっと、この森だったら強いモンスターいるか?」
画面をガン見してゲームをしている青木。椅子に座って画面を見ている。前にテーブルがありポテチが開いている。飲み物は毎回お酒だが、今日は気分を変えて炭酸飲料、それも期間限定なし味。
毎日独り言の日々。
ご飯は、毎回は、面倒ということでコンビニ弁当か、ファミレスですましている。今回レベルカンストをして、レベルカンストの速さをランキングに1位で載る。その決意を固めていた。
「やったー!!レベルカンスト!!」
すぐさまネットで調べて名前を出す。ちゃんとレベルカンストした証拠写真も載せて。
「えっと?世界で……あーー……3位か……」
今回は3位。俺は普通にみんなが買っているのが少ないゲームなら1位になる。けれど何か嫌な感じがするからそういうことはせず、ちゃんと興味を持って、ネットでみんなからの期待が良いゲームを選んでいる。
「武器は、どこにあるんだ?あー……ここらへんだとよさそうだな」
またゲームへと戻る。ネットで武器の作り方を検索しながら。
「これをこうして……っと……よし!!できた!!最高ランクの武器!!」
武器ができた瞬間時計を見る。このゲームを始めたのは今日の午前4時。今は午前11時。今回は7時間。これは少ないほうだ。時間を気にしない俺は休みの日であれば3日でも4日でもするほど。そのせいでたまにゲームのチャット内で『世界ランカーだからゲームをずっとするんだろ?』と言われることも。
「そろそろ会社でも行くか。」
服を着替え、バックを持つ。朝ご飯は途中のコンビニで買うと決めて家を出た。昼に行くことはよくある。会社に向かっている途中は攻略のサイトを見てメモをして……という繰り返し。
「えっと?あのステージだったらいい感じにできるな……レベルのカンストしてるし」
歩きスマホならぬ歩き攻略。歩いているとごくたまに青木のことを知っている人がいて声をかけてくる。本当に稀だ。
「あと今日帰って11時間くらいしたら攻略完了……かな」
ドン……
「いててて……」
俺は、電柱にぶつかった、でもこんなものなら別に良かった。上で工事をしていた人が俺が電柱にぶつかって、少し揺れたことにビックリし、工事をしていた人が持っていた、工事をする部品が、俺の頭に雨のように降ってきた。
「うわっ!!」
俺は、そのあと救急車で病院に運ばれた。すごい不幸だと思った。
「電柱にぶつかることはあるかもしれない、けれどその電柱の上で工事していることがおかしい」
頭の中で言っていた。だから、周りには当然聞こえない。だんだん視界が黒から白くなり、まぶしくなっていった。
「死んだらどこに行くんだろう。地獄とか天国か?」
そう言って俺は死んでいった。これが最後の言葉……だったはずなんだが……
「お……俺は死んだの……か?」
自分でもわからなかった。まぶしくて見えないがどこかにいるような気がした。そうすると、視界が真っ白なはずなのに文字が浮かんだ。
<あの世界に行ったら何か1つほしいものを言え>
「なにか1つ?」
あの世界というのが少し気になったが、ゲームの最初のようでわくわくした。だから、少し考えてみた。こういうのってどういえばいいんだ?もしもゲームのようであれば……
「俺は……その世界にない能力が欲しい!!」
これなら何かしらの能力は手に入るはず……少しは運で決めてみるのも楽しいし、いいからな。そしてまた文字が浮かんだ。
<その世界にない能力ですね? 分かりました。 その能力は、いずれ分かります>
俺は、どこかの世界に連れて行かれるのか?いや、、異世界転生だな!!
そう考えていると……
<あなたは勇者です。あなたの能力は、絶大です。大切に使ってください。>
<今から転生を行います>
「え?勇者?能力は絶大?今から転生?いろいろ分からないんだけどー!!」
そしてまた視界が真っ白になり、まぶしくなって目を閉じた。少し時間が経つと、さっきのまぶしさとは少し違うとすぐ感じた。太陽の光……そして目を開けると、透き通った水色の空、風で揺れる綺麗な草の、野原だった。
「これは、本当に来たらしいな……こうなったら俺のゲームオタクの力を使うか!!」
こうして、急に死んでしまい、勝手に転生をされた。ゲーム攻略。そういう気持ちだけでまさかの世界を救う、俺の、いや、ゲームオタクの本気の異世界攻略がここから始まる!!
頑張って書いていますので、高評価やブックマークの登録、レビューをよろしくお願いします!!
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