表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

テレビ番組

作者: Akira

「日本で一番スポンサー料を稼いでいる番組を知っているかね?」

「いえ、知りません」

「水曜日のナントカという頭のおかしな番組だ」

「そうなのですか。ならばマーケティングの視点からいえば、同じようなバカ番組を作ればいいということになりますね?」

「そうなるな」

最近のテレビ業界は競争が一層激しくなっていた

ようつべだとか、アメーバTVだとかが急速に力を付けているからだ

テレビが生き残る道はバカ極振りしかないとの結論に各局とも至った

そしてバカ番組が量産された

するとCMの商品は飛ぶように売れ、スポンサー料が増えた

「やはり我々の目論見は正しかったようだ」

「そのようですね」

しかし、ある時期からCMの商品がピタリと売れなくなった

「何が起こっている」

上司は焦って部下に尋ねる

「それが、あまりにも視聴者がバカになりすぎて、ローンを組んでまで商品を買うようになり、

まさに今、首が回らなくなった者が激増しているとのことです...」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ