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人物紹介:グレイス・ヴェルタスについて

前回に引き続き、設定公開回もとい紹介回です。


本編に直接的には触れないので読み飛ばしても大丈夫です。

 本編の主人公。人間の身でありながら魔界に住んでおり、四人の魔王の一人、赤の魔王アルシア・ベル=ディザレスに仕えており、役柄は魔王が自らの命そのものを預けるための器――『本命』騎士を担っている。それと同時にアルシアの夫でもある。

 本編ではあまり触れてはいないが、グレイスとアルシアの出会いはお互いに五歳の頃に地上界に迷い込んだアルシア(この頃のアルシアは角は生えておらず、外見は完全に天使族そのものだった)を助けた事がきっかけになり、お互いに十歳を迎えた頃、当時の魔王であり、アルシアの父クドラウがグレイスの家族ごと魔界へ連れ去ってしまうことになる(ただ、捕食されるのかと恐れていたがかなり優遇されていた。クドラウが驚くほど親バカだったのだ)。

 そこから月日は経ち、五年後にアルシアと結婚したと同時にその年の最後の月にクドラウとグレイスの父ゲオルが青の魔王の手によって亡き者にされる。

 しかし、三日後にグレイスたった一人で青の領地・領民ごと青の魔王を討ち取り、青の魔王を討った事で『奪う』を示す青の魔眼が宿ってしまった(魔眼は魔族の魔力回路を魔眼自身の意思で選び宿るため人族には通常は宿らないのだが、この時すでにグレイスの魔力回路は人族の魔力回路をほとんど捨てて魔族の魔力回路の構造になっていたため、魔眼が宿る第一条件は満たしていた。魔眼が宿ったものの人族の魔力回路が残ってるためかほとんどのものは奪えず、『生』か『死』しか奪えない。しかも、『生』に関しては完全に奪う事が出来ず、寿命に直して明日まで生きれる程度残ってしまう)。実質グレイス自身が青の魔王ではあるが、その力を難なく発動できるわけでもないので騎士でとどまっている。

 本編ではそのさらに三年後の世界の物語となっている(ちなみに魔族は二十歳になるまで人族と同じく年齢相応の見た目と歳をとり、二十歳過ぎてから見た目の変化が人族の一年間分を少なくとも五年かかるようになっている)。


 ちなみに身長は179cmとやや高めで、黒色の髪に赤い瞳をした好青年であり、細身ではあるが剣技の鍛錬を欠かしてないため、剣技はこの世界においてあらゆる人間の限界値の十二階位を所持している。衣服の上からでは分かりづらいが筋肉が引き締まっている。剣技の鍛錬以外では読書や料理など色々嗜む。

 裁縫も嗜みのひとつとして行っているが肝心の自分自身の服装はほとんどの時が軍服のような服ばかりで戦いや戦争を行う時は赤、それ以外では魔界では黒、地上界では白といったなんとも服装のバリエーションが少なく、似た服しかないと案外自身に関しては無頓着。

 魔法が存在するこの世界ではグレイスの魔力総量は魔界でも最も高かった青の魔王の魔力総量の約二倍を有しているものの魔法適性が一切なかったため、完全に魔法は使えない(その一方で魔法とはまた違うプロセスで放つ聖獣や一部の魔族が扱う魔術は扱える)。


 現在は魔界ではグレイス・ベル=ディザレスとして、地上界ではグレイス・ヴェルタスとして活躍している。

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