納得とイャース街
どうしようかな…かなり神秘的に見えるけど、ちょっと不安もあります。おちゃらけてないと精神が待たなかったので、ですがさすがにはっちゃけてしまったようです。皆、大丈夫だよね…?
僕がそのように考えている間に光が収まったようです。皆いきなり光に包まれたから結構驚いてる…いや…
エミリーは目を輝かせて興奮してる…。
皆、先ほどの光が何だったのか気になり始めているみたいだね、こっちとしては初めてやったことだから少し・・・かなり心配と緊張していたんだけど…杞憂だったみたいだね。
しかしこんなふうになるのか…魔法・・・神魔法?どっちなんだろう??取り敢えず今はエミリー達が先だね。
シェイト「なんだ!?今の光は!俺の中から出て来たように見えた…」
メイリ 「今の光、とても綺麗だったわね」
ハイス 「はい…とても、なんだったのでしょうか?」
キャトリス「あの~、終わりましたよ?…加護…」
皆、放心状態ですね…気持ちは分かるのですが、さすがにこれで認めるでしょうか?…なぜか皆さん、自分の体のあちこちを視てますが、たぶんそれでは分からないのでは?加護したのは能力であって、身体ではないので。…皆さん、すいませんが・・・その何が変わったの?みたいな反応はやめて下さい、かなり不安になります。
エミリー「加護を感じます、とても嬉しいですっ!なんとなくこうしたいって事の魔法がぼんやりと理解できて、それが使える事がわかりますっ!すごいです!!」
皆と違ってエミリーは理解できてる(感じれている)ようだけど、皆は鈍感なのかな?…フェアリーなんて
一番分かりそうな種族なのに…これって偏見なのかな?…取り敢えずはエミリーが大丈夫なら皆加護できてるよね!?
キャトリス「じゃ~皆、街まで行こう?」
シェイト「えっ?…ちょっと待て、どう変わったんだよ?」
キャトリス「先ほどの皆さんの言っていた加護を僕なりに加護を授けましたよ?」
ハイス「…こうゆう時は、実際に試してみれば早いのではないのでしょうか…」
メイリ「そうね!…だけど先ほどからゴブリンどころか魔物一匹見当たらないのよね…」
ハイス「今日はここまでにして、検証は明日の依頼を受けてみて試してみましょう!」
キャトリス「あの、どうしますか?」
シェイト「そうだな、今日は切上げるとすっかな」
僕が帰りを催促したら、皆さん思いのほか気になるようです、結局どうするのか聞いてみると今日は諦めて帰る事にしたそうです。
僕たちはそのまま、イャース街に向かって歩き出しました。
しばらくしてイャース街の門まじかに近づくと、とあることに気が付きました。・・・ここはどうやって門をくぐるのでしょうか?…(全能の力で理解はできていてもそれを解決するすべがない)。
シェイト「おい?…どうした?」
キャトリス「どのようにして街に入ろうかと思いましてね?」
僕の言いたいことが分かったようで、シェイト君は他の皆と話し合っています。
皆さんどうするっ?って話していますが…なかなか決まりませんね、ちょっと答えを伝えよう。
キャトリス「皆っ?ここの門って身分証ない場合、銀貨1枚で3日滞在通行書をくれるはずなので、出来れば銀貨1枚貸していただければ入れますよ?」
メイリ「確かにそうだったわね…」
みんな、今気が付いたようで恥ずかしそうですね…結局みんなが出し合って滞在通行書を買っていただきました。みんなごめんね、お金使わせてしまって…
そのあとみんな揃って門を潜る事が出来ました、この後みなさんギルドにゴブリン討伐の依頼報告をしに行くそうなのでついでに僕も冒険者登録をしようかと考えています。みんなにその事を話したら、みんな意外そうな顔をしてこちらを向いてきます、確かに女神が冒険者登録していたら可笑しいですよね?ですが女神だろうとやはり、冒険はしてみたいものなのだと僕はそう思っています!
無事、門を潜る事が出来たので…みんなと一緒に冒険者ギルドに向かいましょう!これからの冒険が楽しみに思えてきます。