Cランク!でもって王都イシュライベルフェ王国に向けて!-2
王都に向かう馬車護衛を受けた僕たちは____...…
馬車の中で僕達は2日と半日掛かる距離を馬車の護衛兼乗客として王都に向かう途中で...最初は馬車に乗った事が無かった事もあり新鮮で見るもの全てを楽し気に眺めていたんだけど…ただいまは出発時から半日が過ぎようとしていた頃で...飽きました。
僕は今暇でしょうがなかった事もあって...皆に僕の創成した『創造生成錬金術師』固有スキルを授けて馬車の中で早速、憧れの…釜で錬金するヒロインのように...は、さすがに場所を取ってしまうので釜を諦めて・・・代わりに空間釜をスキル実行者の判断で、行いやすく、見やすく、実行しやすい位置・距離で出来る僕の最高傑作固有スキルなんじゃないかと僕は思う!...___を、行使して取り合えず皆で楽しく錬金術で時間を潰しつつもこれから役立つ錬金製作品を作ろうと思って皆の賛成も得て、早速実行しようと思います。
まずは...煙を吸ったら…死ぬ…？...いや、煙を吸ったら颯爽と眠ってしまう物とか良いんじゃないかな!?...うん、それにしよ～…眠りの深さは3~4時間くらいにしてそれを使った所持者は煙を吸っても無害にして置けば、もしも囲まれた時とかに相手側は早急に眠り…自分は無事にその場を脱する事が出来るし...良いかも!―――素材は...まだこの世界来て短く…ほぼ何もないので、しょうがないので今回は僕が『完全創造具現化』で出して使う事にしてみた、因みに皆にはこんな感じの特性、性質、硬さ、強度などの特徴を想像して口頭で説明してもらい僕がその特徴物を錬金の素材に使えるように具現化して渡すというように決まった、でも考えれば僕の全知の力で考えは隅に合ったけどそれを口にする前にエミリーちゃんが僕にその考えを提供して来たのには正直びっくりしたよ…いや気付ければ誰でも思いつくのだけど僕より先に___「私がキャトリスちゃんに頂いたスキル『各種付与魔法想像生成』で付与を素材や道具に施した上で『創造生成錬金術師』スキルに付与を施した材料を使って錬金したら付与した能力を秘めた道具を錬金出来るでしょうか!?」って聞いて来たから僕は「出来るよ？良く気付けたね…」って返したら満面の笑みを浮かべて喜んでいたっけ...さすが知能…知力ステータスが高いエミリーちゃんだけあると僕は思ったよ～。
キャトリス「これなんて良い出来になったかな!?…後はこれを使っての実験検証なんだけど...さすがに馬車の中で使うわけにはいかないよ...ね…?」
僕が錬金した道具は成功...っぽいけど、使ってみないと判らないので...もうすぐ野営の時間帯なのでその時に検証しようかな...野営場所周辺のモンスターに・・・だけどね?
野営場所は丁度森の入り口付近となったので皆そこで野営の準備を始めていた、ボク(※この方が良いので)も何か手伝おうかと皆のそばに行って聞いてみたけど特に任せる事は無かったらしくゆっくりしててと言われてしまった...馬車で乗り合わせた他の人達は皆と同様に準備を素早く行っていたからボクはちょっと悪いと思いながらも一人錬金製作して居ようと『完全創造具現化』でまず、アダマンタイトの純正インゴット20kg×500個と純正特殊濃密魔力石40kg×500個を純液体状で具現化して、これらを使って『創造生成錬金術師』による錬金術でボクの武器を作ってみようと思う...やはり作るなら魔剣か神剣、魔矛に神矛その他にも色々...―――そうだ！銃!!拳銃やマシンガンやショットガンや他にもetc...これで行こう！ボクの武器なんだしやっぱり地球の武器も視野に入れなきゃね。
取り合えずは銃火器を錬金しよう...アダマンタイトで銃火器を作るのって...なんか見た目カッコ良さそう！―――よし！『創造生成錬金術師』!...。
まず1つ目はインゴットをドラグノフSVDの形に変形させてから筒状を口径7.62mm×54Rにして、全長1220mm、装弾数を地球だと10発だけどこれには亜空間アダマンタイトマガジンにしたおかげで亜空間に弾がある限り打てる上にメカニズムを付与魔法により自動型のセミオート！そして―――アダマンタイトスコープには遠見拡大付与魔法と地球で言う光学スコープの夜間用赤外線探知機を付与魔法で再現して備えてみた...名付けて―――アダマンドラグノフSVD！―――――――これは背中に掛けれる様に防具を作る時に各銃火器を装備出来る付与魔法を付与して置いたのは後の話――――――――――――――。
次は、近距離用としてUSAS12の形に変形させて...口径を地球では理論上不可能だった60ゲージでも堪えれる様に付与魔法で補う...全長は960mm、装弾数10発の所を先ほどと同様に付与魔法で亜空間アダマンドラムマガジンで連射可能なメカニズム形態を制作してみた、威力に関してはゲージの限界を超えている事もありその威力は計り知れない...。
中距離用はM16A2の形に変形して、口径5.56mm×45にして全長1000mm、装弾数は言わなくてもですね...セミ・フルオートはもちろんと3点バースト機能も付与魔法で再現してある、そして中距離だけど近接攻撃用として銃剣を装着できるようになっているので刃渡り40cmのアダマンタイト銃剣を付属として作り予備の銃剣を5つ作り置きして個人用亜空間にポイッして置いた。
そして最後のサブとして口径50AE、デザートイーグル50AE：全長260㎜の威力が非常に高く反動が強いマグナムと、トカレフTT33：口径7.62㎜×25、全長195㎜、貫通力が高い7.62mm×25mm弾を使用し、防弾チョッキもある程度のクラスなら貫通してしまう。西洋ではあまり話題に上がらない銃だけど、日本ではヤクザが持つ銃として一般人からの知名度が非常に高い自動拳銃を全てアダマンタイトで制作してみた、もちろん各銃のメカニズムに適応するように付与魔法を施してある...。
例えばバネならアダマンタイトは硬過ぎで柔軟性も弾性も無いけどこれを付与魔法でアダマンタイトの特徴や硬さをそのままに柔軟性と弾性を付与した事によって銃のスプリングを補う事が出来るというように全ての難点を付与魔法で片付けました。
やっと出来た僕の武器!――――あの後ボクは自分の防具を制作して、先ほどの各銃火器を装備できるアダマンタイト防具として付与魔法を付与した後、皆にもアダマンタイト防具を作って各自渡して置いた...皆驚きつつも嬉しそうに貰ってくれた、よし！錬金道具の検証実験開始です。
―――――しばらく野営場所周辺の場所を段々移動範囲を広げながら歩いていたらお目当ての魔物が50M先で同じく野営をしているようだった...ボクは皆に此処で待っててもらい、ボクは素早く移動してゴブリン10体の中心辺りに向けて瞬間睡眠グレネードを投げ入れた後...ゴブリンの何匹かが落ちて来たそのグレネードを不思議そうに凝視していると、急にグレネードが音もなくピカッと弱く光ったと同時にゴブリン全体が急に静かになり既に寝ている者以外、倒れる様に眠りについた...おおぅ、これはすごいね――――――ボクの検証実験はあっという間に無事に終わった。―――――因みにゴブリンは寝ている間に心臓を一突きして討伐証明部位を剥ぎ取って野営場所に皆と一緒に帰って行った...皆にはすごい効果だと言われつつ、でもあっけなさ過ぎてちょっとつまらなかったらしい――――――これはかなり使えるけど緊急時以外は使わなくて良さそう...
