強くなると、強者を目指しつつ報酬や美味しい食事が目的になりますよね?-2
報酬を貰った後、僕たちは宿に戻って来て夜食までの間、皆で話でもしながらちょっと試したい事を皆で言い合った、まず僕の持ってる【神々からの癒しの楽園草】を錬金術でポーションにしようと言う僕の提案に皆が頷いて肯定の意思を表してくれた、シェイトは防具などを新調したいらしい何でも力が有っても自分が怪我を何度も負っていたら命が幾つ有っても足りないとの事...納得できる、ハイス君は武器の強化を行いたいとの事シェイト君も賛成のようです、力やスピードについていける武器が好ましいのだとか...な...なるほど、メイリは魔力やMPの量を向上させる為のポーション(かなり高い)を買える時に買って魔法師として上を目指したいそうで、エミリーは付与魔法の種類を増やしたいんだそうです、それならと僕はちょっとスキル創成してみる、創成!『各種付与魔法想像生成』固有スキルを僕自身とエミリーちゃんの中に定着させる。
エミリー「これで色んな付与魔法を作ってみます!」
とエミリーちゃんは喜んでくれたので今度はメイリさんに何かしてあげようと思う…とりあえずはスキル創成は必要ないかな?…『完全創造具現化』!MP量上限アップの【MP・魔力マージナルフィールド神級UPポーション】×1億個用意しておく、因みに品質=神聖、性質=神聖級MPと魔力限界突破、特徴=神聖級の【MP・魔力マージナルフィールド神級UPポーション】一度口にすれば飲んだ者のMPと魔力値×5倍にしてくれるポーション、神々はこれをお酒と混ぜて良く飲むとされている…絶対神はこのポーションより1兆近く倍の効果のある物をお酒で割って飲んでいる…らしい。
キャトリス「メイリさん、これならお金かけなくても飲めるよっ!はいっ」
メイリ「ありがとう...因みにこれはなんのポーションかしら?」
メイリさんに【MP・魔力マージナルフィールド神級UPポーション】を渡したが分からないようなので面倒だから『神級鑑定士』固有スキルを皆の中に定着させた、そしてそのスキルを使ってもらいもう一度ポーションを見て貰った結果...。
メイリ「!!!...これは何というかすごいのが出て来たわね…それにこれが神々のお酒割物扱いなんてしかも絶対神様の割物はこのポーションの1兆…倍って...規格外だわ」
キャトリス「お父さん、僕に内緒で飲んでたんだ...うぅ、羨ましい」
シェイト「う…羨ましいのか...てか反応それだけって」
キャトリス「皆ぁ~、この世界のお酒飲める歳って幾つなの?・・・キラキラ」
ハイス「確か12歳からだった筈だよ?」
キャトリス「えっ…じゃ~皆飲めるの?僕の世界では20歳(地球での話)からだったんだぁ~」
シェイト「そうなのか?結構神様も厳しいんだな?」
メイリ「私も飲んだ事はあるけど12歳の誕生日に飲んだきりこっちでは飲んでないわ」
エミリー「私は去年誕生日で村の皆とお米のお酒をいただいたのですがちょっと癖があるようで慣れなかったんです」
シェイト「俺んとこは俺が12歳の時エールっつー酒を飲んだんだけどよ?ちょっとすっぱみがあるがかなりイケてる酒だったぜ?」
ハイス「僕はその頃ワインとシャンパンという物を飲みましたがかなり保存状態に気を付けなくてはいけないらしく同じワインやシャンパンでも保存状態によって良し悪しが変わりましたね、後は運ぶ時に振動を与えてはダメなのと一定の温度を保つ事が大切だそうです」
キャトリス「へぇ~...そうなんだ、僕も飲んでみたいかも…「飲んで良いのですか?」うっ...聞いてみる...《うん・・・分かった!ありがとお父さんお母さん、お父さんお勧めも試してみるね!?...飲みすぎないように気を付けます…えっ良いの…へぇ~そうなんだ…分かったありがとう!》お父さん達が良いって!」
シェイト「おっ飲んで良いのか!?なら今日討伐依頼完遂祝いに飲もうぜ?せっかくだからそのポーションで割って飲んでみっか!」
メイリ「そうね...そうしましょうキャトリスさんこのポーションって幾つあるのかしら?「1億個あるよ?」...もう気にしない様にしますわね…」
その後皆で晩御飯が頼める時間まであと少しってところまで話す事にした、因みに防具や武器もどうにかなるかもという僕の言葉に皆がお願いして良いならってお願いされちゃったので頑張って考えようと思います。丁度良い時間になったので下の食堂に向かって皆で降りて行く、降りていく途中いい匂いがして来たので凄くワクワクしている僕が居るしょうがないよね?…食堂になってる所の真ん中のテーブルに皆で座り食事を注文する、今夜はお酒も飲む事になっているのでお酒に良く合うメニューが無いか探してみる、あっ…これ良いかも…【スカイバード手羽先揚げ】【ウルフもも肉スパイシータレの串焼き】【オークバラ肉の漬込みタレ焼肉】【牛のバター&ステーキ500gm(オニオン・ウスターソース・甘辛スパイスタレ)】これらを全部注文した、因みに最後のは甘辛スパイスタレで頼んでみた…しばらく待っていると厨房の方から何とも香ばしい匂いが漂って来る...クゥ~…///、待ってる間に女将さんが木製のジョッキを5つ持ってこちらにやって来る、それを僕達の前に置くと、女将「さー、たんと飲みな?飲む時のマナーは酔い潰れるまで飲む事さね」っと言って厨房に戻って行った。
シェイト「よっしゃ!お前等飲むぞ!乾杯!」
ハイス「皆さんとこれから冒険者として高みを目指しましょう、乾杯!」
メイリ「これから観るまだ知らない世界を観る為に頑張りますわ、乾杯よ!」
エミリー「パーティー皆とこれからも楽しくそして悔いの無い生き方を祈って、乾杯します!」
キャトリス「えっと何か言うの?う~ん…皆とこれからこの世界を観て回り私も楽しめるようしたいな、乾杯」
全員「「「「「乾杯!!」」」」」
女将「乾杯の最中に悪いね~ほら出来たよ沢山食べて飲みな!」
乾杯の音頭の後いいタイミングで女将さんの料理が出て来たので皆でそれぞれ飲み食いしていく…勿論僕も皆と一緒に飲み食いして行く...ンクンク...プハァ~!初めて飲むけどお酒ってちょっと苦くてすっぱみがあるんだね…僕はこのお店にあるメニューを見てウイスキーというのがあったのでそれを頼んでみた…・・・へぇ~ウイスキーって香りが良いんだね…良し…この中に先ほどのポーションを入れて割る、混ぜてから…...ンクンク...フゥ~...これはたまらなく美味しい。次は料理と一緒に飲み食いしようかな。