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操り人形

子供は親に操られる

「勉強しなさい」「言う通りにしなさい」

そういった声に縛られる

生きる方法を知らない子供は

操られるしかないのだ


大人は欲に操られる

「あれが欲しい」「金が欲しい」

そして職に縛られる

働くことが生きがいだと言うが

それも戻るとこまで戻れば

一本の糸に繋がっている


生きるためには食べ物が必要

食べ物を得るにはお金が必要

お金を得るには仕事が

仕事を得るには勉強を

そういった固定概念が

僕らを縛り僕らを操る


人は何かに縛られ何かに操られる

病に 職に 欲に 人に

そして運命に縛られ操られる

見えない糸はひとつ またひとつと

増えて垂れて僕たちに絡みつく

無数の糸が 見えない糸が

僕らの周りに

360度張り巡らされている

糸は突然僕たちの

腕を 脚を 頭を 心を

引っ張りあげる


僕らは操り人形なのだ

人も虫も鳥も魚も

すべての物質は操り人形なのだ

今というこの瞬間も僕らは操られている

仕事に 勉強に 遊びに

そして何処かで散る生命

すべてが既に決まっている

すべての可能性は生まれた時に決まっている


無数の見えない糸が束になった太い糸

僕たちを操るものの根源にある何か

太い糸を引く何かは何ものなのか

それは誰にもわかりはしないのだ


アドバイスなどのコメントがあればお願いいたします

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