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クトゥルフ短編集  作者: 異次元からの猫
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脱皮

蛇は以外とストレスに弱いです。

「お前、そろそろ脱皮しないと不味いんじゃないかー?」

 不味い。脱皮不全になってるかもしれない。蛇はやっぱりデリケートだなー。ちょっと湿度をあげてやるか。


~その夜~

 パリッパリパリッ

 ん?おぉ。脱皮している音だ…。良かった…。あ、でも眠い…。


「うーん。ふあぁぁぁっと。」

 朝か…。そう言えば、夜中に 脱皮している音が聞こえたな。

「んー。ちょっと剥けてきてるけど、まだ全部は剥けてないね。もう少しだぞー。がんばれー。」

「ご飯よー。早く来なさーい。」

 むむっ。急がなければ。

 ドタドタ…ズルッズルッ


「ふー。疲れたー。」

 学校は好きだけど、勉強はやっぱり苦手だな。あ、そうそう、脱皮したかな?

「うーん。まだかぁ。」

 まぁ、気長に待とう。終わったら、餌たっぷりやるからなー。そう言えば、朝から体がむずむずするなぁ。

 はっ!まさか!…仕方ないかぁ。


 パリッパリパリ!


「ふあぁぁぁ。あ。やっぱり。お前が脱皮しないから、俺の方が先に脱皮しちゃったじゃないか。ベッドが皮だらけだよ。」

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