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野郎達の英雄譚  作者: 銀玉鈴音
第六章 混沌の大地
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第二話 裏切りと怒り(2)



 夜半。街の全てが眠っても、市壁防衛隊は眠らない。


 街の警備には昼も夜も無く、各所に灯を持った兵隊が交代で立つ。昼間は人が相手、夜は化け物が相手である。だから、日が落ちた後は外周により重点的に警備人数を割く、そういうものだ。と一ヶ月ほど前に死んだ直属の上司の言葉を、若い兵士は思い出す。だから、月明かりの下、千年樹海を監視する業務についた彼は、目を皿のようにしながら周りを警戒していた。


 森に動物を狩りに行く狩猟者ハンターや、樹海特産の木の実や果物を採集しに行く者、河に釣りに行く者達はしきりに樹海方面の異常を訴える。


 曰く、森に今まで見かけなかった獣が増えた。曰く、去年よりも咲く花や、枯れた草木が多過ぎる。曰く、河川の水が異常に少ない等々だ。

 とはいえ、単なる一兵卒の彼にに訴えられても、精々、報告を上にあげる程度のことしか出来ない。隊外の事にまで首を突っ込むようなお人よしの上司は、尻に息をおもいきり吹き込まれた蛙のように死んで、今は墓の中だ。


「ん……なんだ、あれ」

 千年樹海にも、丘は有る。鬱蒼とした木々がハゲ上がり短い草が生え茂る、こんもりとした丘の上。闇にまぎれて馬鹿でかい何かが蠢いている。


「い、異常だ……」

 丘から街まで、普通の感覚なら遥か彼方である。だが、ありえないほどの巨体をさらした何かは、距離を置いてもはっきりと彼の目に映る。鬱蒼とした、下から見上げれば天を突くほどに茂る樹海の木々より、遥かに巨大な何かが蠢く様は、少し前に訪れた、異常な"英雄"よりも、よほど非常識な事態に思える。しかし――


「街に危害を加えるのが明らかになるまでは、刺激してはいけない……」

 そもそも、この距離からでは弓矢を射掛けようにも当たる訳がなく。見たことも無いようなでかぶつが、ほんの気まぐれでこの辺りを散歩している可能性もないわけではなく。他の見張りの面子も、特に異常を知らせる銅鑼を鳴らしている訳でもなく。若い兵士は、見なかった事にした。前回の失敗が、尾を引いていたのだ。

 その選択は、明らかに間違っているのだが――



『神よ、何か問題があるのですか?』

 鱗をもつ蛇の美女が、八木の首にしがみつきながら聞いた。陶然とした表情が、八木の思考に触れて、曇る。


『人間と戦う時に、どれだけ君達の犠牲が減らせるかと悩んでいた』

 サイハテの町を、丘の上から俯瞰する八木は、化け物の視点に立って、自分の創った人の町を見る。町を取り囲む壁は厚く、高い。各所に備え付けられた巨大なクロスボウ(バリスタ)は、効果的な進軍を阻む。数任せ、力任せで行けば、それ相応に消耗を強いられるだろう。そして、例え外壁を越えても問題はある。


『アレを戦う前に折る事はできないか、考えていたよ』

 八木が一本の腕で指差す先には、ほの蒼い光を放つ、巨大な物体オブジェクトがある。

『なんと……禍々しい』


 "十字"だ。


 魔物の目から見て、"十字"は毒々しい青い燐光を放っていた。神の目から見たら、それは別段どうとも感じないものではあるのだが、どうにも不吉な予感を拭いきれない。

 洞窟の入り口に"十字"があるだけで、足を踏み出す事すらまかりならなかった彼女らが、どの程度、町の中で動けるかは、八木にとって未知数である。そして、八木も自身もどの程度動けるかが判らない。特に、十字の影響下において"英雄"達と戦闘を繰り広げる事は、できる限り避けねばならないだろう。


 八木の軍勢は確かに強いし、多い。万を超える。しかし、その一兵たりとて無駄死にはさせる気はない。全て八木の子供達である。それこそ、無駄な戦闘は回避する事も必要だ、そう八木は考える。


 何しろ、MOBは勝手に湧いてくるモノではない。一番早く産まれる"奈落蜘蛛ならくぐも"でも子実体しじつたいが形成されるのには約一ヶ月、今、八木の背にまとわりつく子蜘蛛達で丁度二ヶ月位だ。そうして産まれた子蜘蛛達が成長して、実際に成体の大きさになるまでには年単位を要する。人間と比べれば成長は早く、寿命は短いのかもしれないが、だからといって、八木にとって無駄に消費して良いものでもない。八木は彼らの神である。彼らを脅かす可能性があるものは、徹底的に排除せねばならない。


 化け物達が生存する為の環境は、人間が生存する事が難しい環境となる事は、設定・・からも、現実からも、八木は確信できる。人間にとって八木達が生存する環境は、非常に不適当な環境と言わざるをえない。だから、人間達にとっては、八木《邪神》はなんとしてでも排除せねばならない存在だろう。


 どちらも愉快に共存出来る存在ではない。お互いに天敵なのだ。


 よって、八木は人類を滅ぼさねばならず、八木を倒しうる"英雄"も根絶やしにしなければならない。サイハテの奪取は、その為の最初の一歩である。

 最終的には"英雄"も"十字"も両方とも排除せねばならない。

 その為にも、必ず成功させねばならない事案であった。


『ふむ……』

 何も思いつかない八木が悩む。被害は少なければ少ないほど良い。しかし、今ここで時間を取りすぎるのも良くない――


『神よ、あれは一体!?』

 八木が悩んでいる間に、八木とは全く無関係に唐突に"十字"が崩壊する。"十字"は蛍のような光を舞い散らせながら、積み木を倒すようにばらばらに堕ちる。


『……良くわからないけれど、好機には違いない』

 六対十二本の腕が、大きく広げられた。それだけで、大地が震え、空が鳴く。ギイギイ、キイキイ、キュウキュウと人ならざる者達が、一斉に鬨の声を上げる。


こう。これが僕らの始まりだ』


 八木の後ろ足が、大地を蹴る。緑の大地が枯れはて、深い深い樹海に道が出来る。後に続くは百鬼夜行の万魔の軍。

 加護の失われたサイハテの地に、邪神の軍勢は押し寄せ始めた。




「母ちゃん、俺っちは間違っちゃいねーはずだ……」

 どっと、オジジに疲れが押し寄せた。普段から寝ても抜けない疲れに苛まれる身であるが、ひと際、異常な疲労感を隠し切れない。

 仲間を、自分の意思で裏切った。この事実が、オジジを一層疲れさせた。

 未練がましくオジジは館の方を見た。倒れ伏したギンスズが見えた。そして、ベルウッドが見えた。こちらを一瞥したかと思うと館の内へ入っていく。

 オジジは恐怖した。今にもベルウッドが、毒を癒し、こちらに向かい"打ち砕くもの"を振り下ろしてくるのではないかと恐れた。何しろ相手は百戦錬磨、何度、どんな条件で対戦《PVP》してもオジジが一本も取れない相手だ。

 逃げなければ――いや、余裕は有る。<眠りの粉>は十分仕込んだ。どれだけ化け物でも、絶対に眠る回数分仕込んだのだ。それでも、オジジは焦る。


「どちらに逃げる……俺っち、考えろ、考えるんだ」

 クオン王国へ逃げるのは、虎口に飛び込む様なものだ。ならば、帝国の方面か。いや、順当過ぎて、一発で探り当てられそうな気がする。じゃあティカンの方面は? いや、あちらはあちらで"英雄"が多い。人目につけば、それだけ見つかる確率が高まるだろう。


 なら――樹海。千年樹海の方面では、どうか。


 オジジが最後の選択肢を取ろうと、森の方を観た。

 知覚できる範囲内、脳内レーダー中に、点が密集して、帯になるほどのおぞましい敵の数が写る。真っ赤である。

 サイハテを包み込むように、帯は包囲網を狭めてきている。

「……ちぃ、こいつはちょいとヤベー、超ヤベー」

 確かに、事故ったらミンチのこの数はヤバい。ヤバイが、完全に囲まれる前の、今なら逃げることは十分可能(よゆう)だ。少なくとも、オジジにとっては不可能ではない。

 数をたよりに攻め立てる敵は、他職には苦しかろう。だが、"魔法使い"は対集団相手のプロフェッショナル。MOBなんぞ、数が多ければ多いほど大量の経験値を落とすカモだった。たとえ倒せずとも、氷と雷の魔法(スキル)に全力を注いだオジジなら。

(俺っち一人なら、逃げ切れる。落ち着け、俺っちなら安全だ)


 大丈夫だ――まだ、余裕はある。そう、息を整えたオジジの背後に、新たな気配が生まれた(・・・・)

 異質な気配だ――MOBの様な、そうでないような、実に曖昧な気配。

 オジジは振り向く。崩れ落ち、朦々たる土煙を上げる"十字"の存在した箇所から、赤く、血塗れたように光る眼球が見える。ざり、と踏み出す音まで聞こえる気がした。


 それは、人間であった。

 オジジの良く知る、もっとも恐ろしい対象であった。

(ど、どうしてそこに……どうしてそこに居るんだ。いや、そもそも、どうして寝ていない?)

 恐怖のあまり、オジジは口が回らなかった。理解が追いつかない。アイツはさっきまで館に居たのは間違いがない。なんせ、さっき確認したじゃないか。大体、十分な量の<眠りの粉>を仕込んだのだ。NM(ネームドモンスター)だって眠る量をぶち込まれて、寝ないわけがない。絶対にありえない事態が起きているのだ。だが、そんなありえない事態だって、アイツなら引き起こせる可能性を持っている。オジジはそう信じてもいる。


 ソイツは、間違いなくオジジを見ていた。鬼の形相、怒りに支配された表情。


「ベ、ベル……ベルウッド!?」

 そう、それは間違いなく、一片の狂いもなく、同一の。

「オオオオジイイイイジイイイイ!」

 べルウッド(・・・・・)が、怒りに吼えた。何度か聞いた、激怒の咆哮。ボイチャで聞いた、怒りの咆哮。


 決まって、その後に訪れるのは――粛清。


 オジジは判っている。ベルウッドは身内に甘いのだ。その甘さ故に、何度も裏切られた事実を。だから、一旦枠を外れた相手は絶対に容赦などしない。オジジは何例も見てきた。抜けた相手を、裏切った相手を、ありとあらゆる手段を用いて引退まで持ち込んだ実例を。


 オジジは、そんな事は判りきって裏切ったのだ。だから――

「うあ……うわああああああああああ!」

 逃げた。全力で逃げた。オジジは、手に持った杖すら投げ捨てて、空をこけつまろびつ、まだ包囲が整っていない穴を目指して、逃げた。

 べルウッド(・・・・・)も駆ける。至高の戦棍、打ち砕く物を振り上げ、オジジに向かい、ありとあらゆる罵倒を投げかけながら、追いかける。

 堕ちた杖は、からんからんと騒々しい音を立てて転がった。





 サイハテは樹海に食い込む石のやじり。人の放った反撃の矢。そういう設定文フレーバー・テキストが似合った時代はとうに過ぎ去った。人は腐り、"英雄"すら堕ちる。代わりに蔓延るは人外の獣達。そんな街へと変わり果てようとしていた。


 ――イクヨー!

 コイヨー!

 ――さん、にい、いち、ぜろ!


 蜘蛛。蜘蛛。蜘蛛。サイハテの外周を覆い尽くすが如くの数の蜘蛛達が、三匹一組となって、強靭な糸ばねを自らに巻きつけ、引っ張り、伸ばし、離す。飛び出した弾丸は石で作られた壁を、たいがい《・・・・》は上手く超える。


 ――ペプゥ!?

 アッ! 救護班! 救護班!

 中には不器用な者もいる。そういう輩は、加速した体を、存分に壁に叩き付けていた。達磨落としの要領で、市壁の詰み石を弾き飛ばして代わりに埋まるものもいる。壁はぐらぐらと揺れた。当然、少し小器用な蜘蛛は、壁も上手く飛び越え、更に、


 ――オマケに上の人間も巻き込めたー!

 ヤッタネ!

 壁の上で警備を行っていた者達の首を上手く刈り取り、戦果に加える。何故か第一陣の蜘蛛達は全くの無傷で(当然、壁にぶつかって負傷、死傷した蜘蛛達は除く)サイハテ市街へと降り立つ。地面に根を張り、しっかりと尻から生み出した糸同士を張り、壁を乗り越え続々と街中へと蜘蛛達は侵入しようとする。


 その時点で、ようやく敵襲を知らせる銅鑼。人間達が動き始めた。頑丈な据付機械弓バリスタを必死に動かし、登り始めようとした蜘蛛に射掛ける。歯車仕掛けで人力の数倍の膂力で打ち出された矢が、丁度蜘蛛の核を打ち抜く。紫の血潮を噴出しながら、一匹の子蜘蛛が落ちた。


 ――ヒドイ。

 ヒドイ。

 ――残酷。

 残酷。

 怒りは瞬く間に共有される。同属を襲った悲劇に、蜘蛛の群衆は怒りをもって答える。


 ――コロセ。

 コロセ。コロセ。コロセ。

 もう一本、二本、散発的に矢は飛び、慌しく動き出した人間達が、根を張った蜘蛛を鈍器や剣や斧で滅多打ちにする。蜘蛛の硬い外皮に守られた柔らかい中身は、何度も何度もたたき付けられる棒切れで、ぐずぐずに混ぜられる。くたり、と萎びたように力尽きた蜘蛛は、糸に掛かる重みでずるずると引きずられる。あわてて飛び降りてきた仲間の蜘蛛が、たかる人間達を跳ね飛ばし。


 ――大丈夫?

 無理、ごめん。死ぬ。

 ぷつん、と糸切り、代わりに支える。何本もの糸が途切れた。何本もの糸が伝った。

 そんな光景が、八木の目と耳を襲う。つう、と涙が流れた。八木の首に巻きつく白蛇は、八木が流す涙の意図は判らない。普段から蜘蛛達は食料であり、建材であり、よき友である。確かに痛ましい光景である。だが、それほどまでに悲しむことだろうか。


『神よ、何故泣きますか?』

『泣いているのか、僕は?』

『はい』

 八木も、何故自分のまなこから涙が流れているかは良く判らない。蜘蛛達の痛ましい姿を見て、悲しんでいるのか。それとも、人であることを決定的に捨てたことを自覚した為か。人の生き死により、蜘蛛達と、その蜘蛛の糸を伝い、今まさに攻め入ろうとしている魔物達の、生き死にのほうが、重要に感じることが悲しいのか判らなかった。


『判らないが、何故かこの目から、涙が流れる』

『そうですか。では、少しでも気晴らしになるように、謡いましょう』

 八木の耳元で囁かれるように始まった歌は、程なくして魔物達全てが口ずさむ。


 人ならざる魔声に導かれ、騒ぎは、一気に街中へと広がる。

 人には絶望、魔物達には希望に満ちる歌が、サイハテの終焉を告げる。





 走馬灯のように走り抜けた記憶は、数瞬にも満たなかっただろうか。


「ぐおおおおおおおおお!!」

 真っ赤な怒りで塗りつぶされた聖職者は、神器に等しい戦棍を、轟音を上げて迫ってくる圧倒的質量に向けて振りぬいた。大と小、山の様な巨体の"邪神"の一撃を、単なる人の大きさのベルウッドが、止める。


 スキルでもない、なんでもない単純な、力任せの戦棍メイスでの一撃。起きるはずが無い現象が――今までの理屈では説明のつかぬ、"相殺"が起きた。

 どどめ色の干渉光ハレーションを撒き散らしながら、ぐらりと邪神の巨体が揺れる。珍妙不可思議な、遠間では起きぬこの現象であるが、ベルウッドはある種の推測と、確信を持って行った。


 これは根性の、気合の、背負った物の比べあいなのだ。失うものの大きさの比べあいなのだ。だから直接のぶつかり合いで起きる。互いが魂の大きさを比べあう時に起きるのだ。


 ベルウッドは、率直に言うと才能の乏しい(・・・・・・)男である。


 この世界を失ったら自分には何も残らないと、ベルウッドは信じている。

 故に、ベルウッドは、この世界で最強であり続ける。それがたとえ、モンスターであろうと、他の英雄プレイヤーであろうと、邪神であろうと、神であろうと、GM《運営》であろうと、なんであろうと負けるわけにはいかないのだ。


「自分は、負けるわけにはいかんのだ」

 地の底の魍魎どもも、ぞっと肝を冷やすような気迫。

 此の世界への愛。憎しみと紙一重な愛が、ベルウッドを立たせていた。

ベルウッドが倒れぬ理由は、そこにある。


『僕も、負けるわけにはいかない』

 邪神が唸った。たたらを踏んで、崩れた体勢を整えた邪神は、再度腕を振り上げる。振り上げた腕には、黒く輝く十二本の神器。ベルウッドの持つ物よりも、遥かな高みにある神器(データー塊)


『怒っているのは、君だけではない。背負っているのも、君だけではない』

 神速の一撃が、十二回。邪神の腕が変幻自在にベルウッドに襲い掛かる。切り掛かる、叩き付ける、なぎ払う、突きかかる、打ち据える、切り上げる。同時に襲い来る猛攻を、ベルウッドは半分もいなし切れない。


 "打ち砕くもの"が打ち砕かれ、真っ二つに折れた。

 鍛えに鍛えた丸盾は、構えた腕ごと両断された。

 豪奢な鎖帷子は、縦に横に、斜めに切り裂かれてばらばらに。

 ベルウッドのはらわたが、べしゃっと道に落ち、巨大な足に踏み潰され、摩り下ろされる。後ろに引こうと思った足が無い。バランスが崩れて倒れる。胸甲は派手に凹む。視界がぐるぐると中に浮かんだ。


 ああ、首を刎ねられたか、と理解した瞬間、巨大な槌が顔面に迫る。ぱちゅん、という音。眼窩からこぼれた、眼球だけがベルウッドと判る。


 ベルウッドは、完膚なきまでに破壊され――敗北した。





 この日より、邪神領が文字通り、邪神の王国と化した。

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